サイトマップ リンク 事務所のご案内
大竹のぼる公式サイト

これからの公共のあり方

 みなさん、こんにちは。
 お忙しい中、大竹のぼるの第3回フォーラム「これからの公共のあり方」を考えようにご参集いただきありがとうございます。

 前回のフォーラムは「自治基本条例すなわちまちの憲法つくり」で次回再度みなさんと語り明かしていきたいと思います。これからも継続課題です。

 今回のテーマは、中山市長が22年度の第3次健全化プランそして今回の25年度予算審議に伴う平成25年度2月「龍ヶ崎市中期財政計画――サブタイトル持続可能な財政基盤の構築を目指して」の巻頭の言葉に平成24年10月に施行した「龍ヶ崎市財政運営の基本指針等に関する条例」に基づき、自立性の高い、持続可能な財政基盤の構築とともに、中長期的な視点から「公共を皆で担おう」という理念の下、公共の仕組みの転換を目指した取り組みを継続しますと述べています。

 どうですか、みなさん。「今までの公共」をどう認識しておられましたか。

 これからみなさんと行政が示してくれました「今までの公共」をしっかりと大竹のぼると共に紐解いていきたいと思いますのでご協力の程よろしくお願いいたします。

 最後まで根気強く「これからの公共」の定義づけを構築し、自治基本条例に謳っていかねばなりません。

 私は、今回のレポートに「今までの公共」を3分類に分けました。

  1. すべて税金でまかなう公共
  2. 一部民間のノウハウを導入する公共
  3. 完全な民間ベースの公共

 実際、8分類位にすることが可能ですので、生活者の立場や商人の立場や学識の立場やそれぞれの職業の立場でそれぞれの思いをぶちかましていきましょう。

 みなさんのお手元に昨年、議会に報告がありましたこれから公共設備の更新しなければならない約664億円かかると見られる84事業を提出いたしましたので

  1. 税金でまかなう公共を青色の紙
  2. 一部民間の導入でまかなう公共を黄色の紙
  3. 完全に民間に委ねる公共を桃色い紙

に分けましょう。

 例えば、大竹が考える一つ二つの例を話させていただきます。

 今日お借りしている市民活動センターはどうでしょうか。

 市民サイドに立って考えるとないよりあった方がいい。なぜ、元馴馬小学校の跡地だから活用しなければもったいない。どうですか。

 それでは、公民館やコミュニティセンターと名が変わりましたが、コミセンでやればいいのではないか。いかがですか。年間16,473千円もかかっているのです。いらないですよね。そうは思いませんか。

 次の例は農業公園豊作村にある湯ったり館の話。サービスの悪いスーパー銭湯ですよ。サウナ室にテレビもない。また、ビデオシアターもない。それで500円、高いと思いませんか。昨年の議会にて光熱費ガス代が値上がりしたので350万円補助費を認めました。こんなもの民間に賃貸したほうがいいと思いませんか。それから付け加えると、くりーんプラザ龍より熱量の提供も受けているのです。いかがですか。

 昨年一般質問しました市街地活力センター「まいん」はみなさんどう思いますか。私は、議会で「まいん」が出来て何店新規の店が出来ましたか。また何店閉店しましたか。と答弁を求めましたら、通告にないのでと議会が暫時休憩になりました。月当たりいくらかかって入ると思いですか。100万円もかかっているのですよ。そんなものいらないか、活性化なら商工会に運営を任せたらと質問させて頂きました。来年からなくなります。無駄を省きましょう。たくさん出てきますよ。

 その後順位を決めて確りと議論していきましょう。

 私は、私の経験からドンドン発言していきます。皆様も先ほど申したようにドンドン発言してください。互いにエキサイトする場面があるかと思いますが、私としては、急いで結論を出すこともなく、しっかりと協議した結果を議会の場に持っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。議論後はノーサイドにしましょう。そして次回までに市民の皆様が納得できるような内容に高めていきましょう。

 最後になりますが、「公共を皆で担おう」。この言葉は嫌いです。おかしいです。そうでしょう。公共を野放しにしてきた私たちも悪いが、経営感覚のない今までの執行行政そして市議会が悪い。でも、皆さんの手で流れを止めないと「公共を皆で担おう」のシステムに乗せられます。その一つの例が今、行政が進めている中核的コミュニティセンターです。

 私たちは、この場限りで「これからの公共」を終わりにしないで、ご近所、住民自治会等々で協議してください。かなり無駄を省くことが出来ます。重ねて申し上げます。今龍ヶ崎市は、この逼迫した財政を立て直すには、市民の協働参加を呼びかけています。そして、そのルール「自治基本条例」の制定に向けて市民の協議が進められております。

 今大切なことは、なぜこのような借金を作ってきてしまったんだろう。どうしたら、借金を返せるのだろう。そのために、「自治基本条例」が必要なのか。いや、市長も議会も私たちも過去を反省し、自分でやれることは自分でやろう。これだけは、お上にやっていただこうと分類できたら、条例なんかいらないということにもなります。

 今日は徹底的に論じ合いましょう。議論の後はノーサイドです。それでは、よろしくお願いいたします。

【フォーラム 第3回 平成25年2月23日】

フォーラムへ戻るページの先頭へ戻る


TOPプロフィール政策活動報告時の課題
お知らせ議会情報リポート

Copyright © 2019 noboru-otake.jp, All Right reserved.