(大竹昇議員)
市民の皆さん,そして傍聴の皆さん,こんにちは。
このコロナ禍の中,市民の皆さんの不要不急の自粛はもちろんのこと,新しい生活を強いられ,我慢の日々をお過ごしと思いますが,何とかゼロコロナにしたいものでございます。今回の一般質問はいばらき自民党が茨城県知事へ2,674件の要望を提出しました。そのいばらき自民党重要政策大綱には,新型コロナウイルス対策に関わる最重要事項として,医療福祉提供体制の充実,強化として,PCR検査の実施体制の整備,簡易検査キットの供給支援が掲げられているほか,新しい飛躍と均衡ある発展のための県土づくりを進める。その項目の中には,龍ケ崎市と利根町との合併機運の醸成をうたわれております。また,土浦・つくば・牛久業務核都市基本構想を推進していくことなどもうたわれております。
さて,そこで持続可能な龍ケ崎市を求めて本日の一般質問の第1問目は一日も早く当市の新型コロナウイルス感染者ゼロに向けて,2問目は茨城県の昨年12月末の発表では,433名が東京から茨城に人口移動があり,今年度予算に移住・定住促進の一環として新たに,あつまれ茨城,テレワーク移住促進事業として4,100万円の予算が組み込まれました。このコロナ禍の中で県南の主だった各市の本年1月1日現在の人口増減状況を拾い上げますと,常磐線沿いでは取手市がプラス134人,龍ケ崎市はマイナス69人,牛久市はプラス29人,土浦市はマイナス72人。つくばTX沿いではつくば市はプラス745人,守谷市はプラス43人,つくばみらい市はプラス57人であります。
何としても当市の新型コロナウイルス感染者ゼロ,それと転入人口が転出人口を上回ることを期待しまして質問を行います。
まず,新型コロナウイルスワクチン接種について。
当市の新型コロナウイルス患者の累計数と年代別感染者数及び感染者の無症状,軽症,中等症,重症等の感染者数並びにその比率についてお聞かせください。
次からの質問は質問席から行います。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
なるほど,20代の感染者が31名で22.6%,また70代以上の感染者が16人で11.6%,若者が多いということがよく分かりました。それから今,たしか1月9日から県のほうが感染者情報ということで症状の公表がないというお話がありましたけれども,無症状の感染者の把握なり,隔離等が予防対策として必要不可欠と思われますが,無症状者に対する自宅待機等の指導の状況及び死者数についてお伺いいたします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
県は個人情報は一切公表してくれないという答弁でありました。
次の質問に移ります。
当市の本年1月が感染者数ピークとなった原因と,その後の感染者防止対策と対策後の2月末の感染者数をお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございます。県独自の緊急事態宣言や飲食店の営業時間短縮や公共施設の閉館が功を奏して,2月は1月よりも大きく下回ったというご説明でした。また,3月中旬には新型コロナウイルス感染症予防リーフレットを配布するとのことですが,市民が理解するまでたび重なる周知徹底をお願いいたします。
無症状感染者を隔離するのも感染防止策なので,保健所としっかりと協議し,無症状感染者対策を取っていただきたいと思います。
次の質問は,感染者防止の必殺技というか,そういう中ではワクチン接種と私は思われますので,当市の新型コロナウイルス感染者対策組織体制とワクチン接種の具体的な組織体制をお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
今のご説明で全庁を挙げての対応をしているというお話をお伺いしました。ただ,いつ地震や洪水や山火事など,また接種のときに地域が集団的に向かうということになりますので,空き巣などの災害があるか分からないと私は思うので,万が一を考えると全庁のみならず保健所,医師会はもちろんのこと,警察署,消防署等々の龍ケ崎市を挙げて組織体を形成していただくことをここでご要望申し上げます。
また,新型コロナワクチン接種対策課が3月1日から立ち上げられたということで,次の質問に入ります。
新型コロナウイルスワクチン接種は最大の感染防止対策であり,市民に100%接種を目指すには,接種場所や接種者順番の周知,そして特にワクチンの安全性及び副作用(アナフィラキシー)などの対処法の説明をいつ告知するのかお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございました。しっかりとこれからも情報提供をお願いいたします。
当然ながらコールセンターが設置され,市民の皆さんの問合せがひっきりなしになると思いますが,想定問答集等々作成し,懇切丁寧に対応していただきワクチン接種100%を目指していただきたいと思います。
先ほどの答弁の中で,接種場所のお話は前にもちょっと札野議員のときにも出たけれども,そのへんのことについてもうちょっとお話いただけませんか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ワクチンがやっぱり4月26日以降という形で国のほうも遅れているわけですけれども,接種場所もアリーナということのお話でございますけれども,私自身結構な判断をしているんではないかと思っております。
私が考えるには,当然その副作用に関してですが,接種場所には数人の専門医がいるので,また副作用の対策もできていると私は思いますけれども,万が一を考えると隣に済生会病院があるということは非常に強みと,そのように思っております。
そういう中で感染防止策としてワクチン接種は無料ですが,感染防止対策としてPCR検査及び抗原検査の保険適用が必要かと思われますが,いかがなものでしょうか。また,ワクチン接種終了期間設定はどのように決定しているのかお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
確かに患者でない人に保険適用は無理かもしれませんが,ゼロコロナを目指すにはどうしても無症状者を見つけ出さなければなりません。積極的な検査体制が必要と私は思います。部長の答弁だとまた今回の予算の中でPCR検査に関しては1人当たり1万円,1,000人ですか,補助金を予算計上したということは本当に私自身,喜ばしいことだと思います。
ぜひともゼロコロナを目指して,そういう中で中山市長を筆頭に近隣の首長とともに検査に対する補助金をいただくような,地元国会議員や茨城県知事への陳情を強くお願いして,次の質問に移ります。
新型コロナウイルスワクチン接種の最後の質問ですが,中山市長,行政内が混乱しているとはいえ,7万6,000人強の市民の生命を守るには新型コロナウイルス感染防止対策並びにワクチン接種の考え方の概要を,記者会見する時期はいつ頃と考えておりますか。ひとつご答弁をお願いいたします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
続きまして,第2問目の質問に移ります。
移住・定住促進の在り方についての質問でございます。
まず最初に,当市の2010年,2015年,2020年の人口と転出,転入人口と合計特殊出生率をお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
少子高齢化社会とは言え,2010年の8万334人から2020年の10月1日現在では7万6,218人。引き算すると4,116人,人口が減っているということになっております。
人口ビジョンの推定が7万6,005人ということになっていますから,あまり変わりのない状況だと思いますけれども,非常に人口減が多いという感じを受けています。はたまたコロナ禍とは言え,合計特殊出生率,これが2020年には今,1.05というご説明を受けました。非常に子育て日本一を掲げている龍ケ崎としては厳しい厳しい数字だと私は思います。
次の質問に移ります。
コロナ禍における令和3年1月1日現在の取手市,龍ケ崎市,牛久市の人口増減数とその結果の分析についてと茨城県が発表している本年1月1日現在の取手市,龍ケ崎市,牛久市の転入転出状況をどのように捉えているのかをお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
当市は大学があるので入出人口が2月,3月の時期になると非常に出てくるという形の話を今,お伺いしました。また,そういう中では地元での雇用が生まれれば転出は下がると思いますけれども,私がちょっと取手市を調べましたけれども,先ほどのお話でもありましたけれども,外国人が結構移住してくる,そういう話も聞きましたけれども,ゆめみ野や青柳等の宅地開発が結構進んでいる。それから,製造業の回復,特に医療福祉分野の堅調さがあるということです。近年,前田建設かな,そこがICIラボの開設をしたということで,これまた転入人口や雇用による定住増が寄与しているということもあります。
また,牛久市は答弁内容に付け加えれば龍ケ崎市と牛久市の駅周辺の行動自体がかなり違っているというふうに思います。私自身,駅中心の大体1キロ圏内の人口の密集度はどうなのかということをちょっと調査しました。龍ケ崎市駅周辺人口は1万2,000人に対して,牛久駅周辺人口は2万6,900人です。2.24倍になっています。それから,竜ヶ崎駅周辺の人口は6,500人,ひたち野うしく駅周辺の人口が2万2,000人で3.38倍になっています。駅周辺の人口の雲泥の差が一つ,そういう面で機能性の問題になっているんではないかと私は感じております。
そういう中で,当市も一日も早くスマートシティー化に着手しないと,やはり転入人口を増やしていくというのはなかなか難しいかなと思います。
次の質問に移ります。
移住・定住促進施策の走りは鳩山民主党政権の下,日本は人口減少時代に突入し,国民のライフスタイルの変化,UJIターンや二地域居住の普及等により都市から地方への移住・交流の機運が高まり,総務省が都市から地方への移住・交流の促進対策として,1つ,仕事やりがい探求派,2つ,生活革新チャレンジ派,3つ,悠々自適暮らし満足派のモデルを提案し,昨今は地方創生により少子高齢化対策,東京一極集中是正の施策と相まって,移住・定住促進を推し進めておりますが,これまでの移住人口と定住人口の増加対策として具体的に支援対策名やその支援額などの詳細をお答えください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございました。一応,子育て世代に対してのご努力の結果はある程度出ている形のご答弁をいただきました。私自身,とかいなか構想という世界観で議員生活をさせてもらっているわけですけれども,そういう中で「田舎暮らしの本」,これを結構愛読させてもらっているんですけれども,そこの一例をちょっとご説明させてもらいます。宝島社の「田舎暮らしの本」の実例でございますけれども,住みたい田舎ベストランキングを出しています。その一例をちょっとお話しします。
小さな市,人口10万未満の部,このランキングは4部門になっていて,1つは若者世代が住みたい田舎部門,2つ目は子育て世代が住みたい田舎部門,3つ目はシニア世代が住みたい田舎部門,この全部を総称しての総合部門という形で4部門になっています。この4部門を総なめしたのが,2020年の人口2万2,473人の大分県の豊後高田市です。移住者数は年間269人,若者部門9人,子育て部門224人,シニア部門36人です。
実例をちょっと挙げますと,子育て部門の中でKさん夫妻と子ども2人の移住に関してです。最初というのは空き家の賃貸1年,次の年には古民家購入により店舗改修費として総合支援金100万円,住宅取得の奨励金と小規模地域加算金として20万円,移住時に引っ越し費用の補助金として10万円,移住応援金10万円,さらに最初の貸家の改修補助金40万円,合計すると180万円です。先ほどテレワークの関係で県のほうもしっかり地元に就職をすれば100万円という形の,そういうことをやるともっともっと龍ケ崎市も現物支給だけでなくて支援金,これをしっかり整えると,東京から近い龍ケ崎はかなり人口が増すと思うんで,ご検討願いたいと思います。
最後の質問になります。
移住・定住促進のきっかけとして関係人口が注目されています。関係人口の定義と今後の施策の考え方をお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
どうもありがとうございました。答弁の内容に,地域活性化のための関係人口は従来の定住人口と観光に来る交流人口の間の関係人口という新しい概念が生み出されているわけです。当市の都市構造は4極構造になっています。この4極構造には,やはり龍ヶ岡地区とか佐貫地区とか既存の龍ケ崎地区とか,それから北竜台があったり,そういう4極構造ですから,そこに住んでいる人たちはそれぞれの感性があり,また地域感がそれぞれ多様性を持っているというように私は思っております。
その多様なる価値観を持つ人口構成という形で私は思っているんで,関係人口を伸ばしていくには龍ケ崎市民が外に向かってかけ声をかけられる当市の資源資産から,市民に親しみのある本格的な街並み,人に誇れるブランド品等を持つことが大切だと思います。
公室長のほうからシビックプライドの醸成の話も今,お伺いしましたが,そういう観点からSDGsを踏まえて当市の抱えている課題,少子高齢化社会,それから公共施設再編成も考えなくちゃならない。それから空き家対策,それから代替エネルギーの問題とかいろいろ課題があると思います。そういう中で私からプロジェクトチームをつくってくださいというお願い事をします。その代名詞として住民創造発信,住民の力を借りてそこから発信していくシビックプライドプロジェクト,こういうものをつくってもらうと非常にうれしいです。
先ほどもふるさと納税の話が出ました。これは大きく関係人口に関わってくるわけです。ですから,ふるさと納税20億円寄附プロジェクトとか具体的に,そういう形で各地区からの龍ケ崎市の住民の皆さんの有識者を集めて,そういうプロジェクトチームを立ち上げて,将来の龍ケ崎が定住人口が増えていくような対策として考えていただきたいということを強く要望して,私の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
【令和3年 第1回3月定例会】