(大竹昇議員)
市民の皆さん,こんにちは。
今回の一般質問は,前回,デジタル田園都市国家構想へのアプローチと題して,質問しました。今回は,デジタル田園都市国家構想の実現に向けて,質問いたします。
当市の喫緊の課題は,働き盛り層の創出と超高齢社会問題であります。龍ケ崎市の現状は,東部地域の一部を除いて,南部地域,西部地域,北部地域は,超高齢社会であります。茨城県の統計から,県44の市町村の令和3年10月1日の人口統計の高齢化率順位は,1位は大子町48.1%,2位は,隣の町の利根町47.4%,3位は河内町の40.5%であり,龍ケ崎市と牛久市は30.2%で,29位です。一番低い市は,つくば市でも20.2%です。
これからますます人口減少と少子高齢化が進みます。ということは,市財政に直接的な影響を及ぼすものの一つ,個人市民税が減り,どんどん財政の悪化をもたらします。萩原市長は公約で,健康寿命を延ばそうとうたっております。だからこのたびの質問は,市長に働き盛りの創出と超高齢者問題の政策を打ち出していただくための質問であります。
前回の質問で,国が考える関連施策として,一つ,地方の課題を解決するためのデジタル実装,二つ,デジタル人材の育成,三つ,デジタル基盤の整備,四つ,誰一人取り残されないための取組と述べられていただきました。
あれから3か月たった今,当市のデジタル田園都市国家構想の取組として最初の質問は,地方の課題を解決するためのデジタル実装についての地域での仕事の確保について,サテライトオフィスを地方に整備することへの意義や効果,市の考える方向性についてお示し下さい。
次からは,質問席から行います。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
そのとおりですね。確かに,様々な業種や様々なジェネレーションから生まれる対話やコミュニティー,間違いなく新しい風が起こると思っております。また,新業態も生まれてくるんではないかと非常に楽しみにしております。
関連しまして,次に,地方創生テレワーク交付金を活用した事業の方向性や現状はどうなっておるかお聞かせ下さい。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございます。
今,お聞きしまして,その空き店舗や空きスペース,そして,既存の店舗やオフィスの一部など,誰でも使えるテレワーク等スペースを整備した場合,整備に係る経費に対して,最大100万円の支援金が出るということです。ありがたいことでございます。
ということは,空き家に異業種店舗や高齢者のサロンやテレワークスペースが設定されたら,かなりの地域の活性化になると私は思います。要するに,いろいろな支援体制が組めるということでありますので,これからもしっかりと取り組み,地域を導いていただけることを要望いたします。
次に,成長産業の創出についての質問ですが,スマート農業へのアプローチや誘致はどのような状況であるかお聞かせ下さい。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
今のご答弁で,その茨城県農業参入等支援センターとの連携も取って,これから積極的に取り組んでいくというご答弁をいただきました。
私自身がそのごく一部でございますけれども,大規模農業者との話をしたりしている中で,ドローンやそのスマホを活用して農業をしているというのは,本当に数少ないんですよね。その中で私が思うのには,大規模農業者であっても,そのほ場の集約ですか,これが十分でないので,前にもお話ししましたけれども,集約が実現していけば,GPSによるその遠隔操作が夢ではないと思っております。そして,ある程度農業の工業化を図ることによって,水稲栽培だけではなくて,畑作や,場合によっては,家畜,畜産,そしてスマート農業と,そのような形の中で,農業者の幅広い職業が生まれると,生産から加工,そして販売の6次産業ができるわけだと思います。6次産業をすることによって,かなりの付加価値が生まれてくる。
なお,それをもう一方,形を変えていくと,そこに観光農業,体験農業をプラスすることによって,10次産業化への挑戦ができると私は思っております。ぜひとも,早急にその10次産業を目指してのフォーマット作成に取り組んでいただけることを,強く要望いたします。フォーマットに見合う企業を必ずや誘致できる,私はそう思っておりますので,ぜひとも取り組んでいただきたい。よろしくお願いいたします。
続きまして,官民一体が連携する交通・物流への取組をお聞かせ下さい。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
先ほどもちょっとドローンの話をしましたけれども,官民一体での交通のみならず,物流も大きく視野に入れていくことが大切だと私は思っております。
少し大げさな話をいたしますと,昨今の物価の上昇や,特にオイルや電気の量が,アップ率が二十数パーセントになっております。私が思うに,物流の話ですが,昔は結構,運河,川を活用したりという形で,大量な荷物を運んでいた。今日そういう形の中で,オイルとかそういうのが上がってきたり,やはり川を活用するというのがかなりこれから,ドローンがそこに飛んだりして,ドローンもかなり積載できるような時代になってくると,そういうことも物流の中の視野に入れてほしいと,そしてそういう研究も始まってほしいなと,そのように要望いたして,次の質問に移ります。
無人自動運転サービスに関する官民一体の取組等の先進事例及び当市における公共交通のデジタル化の取組についてお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
しっかりと,MaaSに取り組んでいるとのお話,大変頼もしく思っております。
公共交通の在り方の中に,土日,祝日には,民間事業者の車が空いていれば,その活用ができるアプリ開発などができれば,市民の皆さんもローコストで,また企業のほうもそういう中では経済的な利益を生むのではないかなという形で,無理なく無駄なくという論理が生まれてくると思うので,ちょっと先にはなるかもしれませんけれども,そのようなこともちょっと研究してほしいと思います。
次に,学びと社会の連携促進についての質問ですが,デジタルを駆使した教育の一環として,地域社会との連携を取っている実例をお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
続きまして,教育委員会としてのSTEAM(スティーム)と,地域社会との関わりについての考えをお聞かせ願いたいです。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
大変,心強い答弁をいただきました。
実は,竜ケ崎第一高等学校附属中学校が本年6月2日に,撞舞通りにて八坂神社祇園祭最終日に執り行う撞舞のお話を聞きたいということと,また,撞舞通りの町並みの探求探訪のためにお越し願いました。撞舞の衣装や扇子などの備品や,それから,撞舞の舞男,この話などをしっかりと聞いていただきました。
そういう中で,地域の皆さんが大変喜んで,何とか学校側と連携を取って,この撞舞をもっと世間に広めていきたいというようなお言葉もいただき,また,般若院さんがあって,あそこはしだれ桜が四百数十年の非常にすばらしいものがあるし,そういう中で,今後ともお互いに連携を取っていこうなんていう話にもなりまして盛り上がりましたもので,非常に喜んでおります。感謝申し上げます。
それでは,最後の質問ですが,スーパーシティ構想の実現に向けてについてと題しまして,萩原市長にお聞きいたします。
コンパクトシティやスマートシティなど地域の活性化に向けたまちづくりの考えがある中で,スーパーシティ構想の実現に向けて,デジタル実装はどのように関わっているのか,その辺をお聞かせ願えれば幸いです。よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございます。
ただいまの答弁を聞かされると,もうちょっと気張ってもいいのかなというような感じがしているんですけれども,昨日,山宮議員の質問にもありましたが,デジタル実装のスピード感は,やっぱりデジタル人材の育成,私はここにかかっているのではないかなと思っております。前回もお話ししましたが,つくば市の話をさせてもらうと,平成14年の茎崎町との最終合併時期,平成14年11月1日の人口ですが,これが19万5,272人でありました。それから20年連続して増え続けて,令和4年4月1日現在で24万8,672人になっています。20年間で何と5万3,400人の増であります。
萩原市長は,県会議員時代に条例づくりに多大なる功績を残し,なお,国との強いパイプを持っております。どうかこのパイプをしっかりと活用していただき,広域の合併を視野に入れたスーパーシティの構想に立ち向かっていってほしいと。また,龍ケ崎市民のためにも,大胆かつ緻密なビジョンを描き,邁進していただくことを強く要望するとともに,前回もお願いしましたが,デジタル部署をぜひともつくっていただき,一日も早くデジタル実装の実現に向けていただくことを強く要望しまして,私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
【令和4年 第2回6月定例会】