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(大竹昇議員)

 市民の皆さん,傍聴席の皆さん,こんにちは。

 このたびの一般質問は,当市が龍ケ崎みらい創造ビジョンfor2030にて,「笑顔が続く 幸せが続く 住み続けたくなるまち 龍ケ崎 一人ひとりのCreation」とうたい込み,丁寧に施策の体系を創生しております。私はこのスローガンをしっかりと実現することを目指すためには,龍ケ崎市SDGs未来都市へのチャレンジが必要不可欠と思いまして,このたび質問させていただきます。

 今現実は,ロシアのウクライナ侵攻における非人道的な戦争行為から半年たち,わが国の資源価格は一段と高騰し,当然ながら物価に跳ね返り,為替は140円台に突入しております。今日の新聞では144円と大幅に下落しています。なおかつ地球規模の温暖化現象により,日本海,東北地方は集中豪雨に見舞われ,穀物や野菜に大きな損害をもたらしております。市民の皆さんからは,再度,昭和56年の小貝川決壊があるのではないかと,今の雨水排水溝で本当に大丈夫なのかと心配の声が届けられております。

 以上のことから,私たちの生活基盤が脅かされている現況,そこで待ったなしで市民の皆さんに安心安全を届けるには,風水害対策やオミクロン対策はもちろんのこと,一日も早く国策に乗って財政基盤の構築,雇用促進政策はもちろんのこと,再生可能エネルギーや食料の自給自足対策が必要不可欠と思われます。よって,このたびの一般質問は,SDGs未来都市へのチャレンジとカーボンニュートラルの実現のプロジェクト立ち上げについて質問いたします。

 まずは第1問,龍ケ崎市SDGs未来都市へのチャレンジとして,SDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業の概要及び選定趣旨についてお聞かせください。

 次からの質問は質問席から行います。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 そうですね。選定趣旨は経済,社会,環境の3側面の統合的取組です。当市は首都圏50キロ内にある田園豊かな地域で,選定趣旨にマッチングできる高いポテンシャルのある都市であります。だから,自治体SDGsモデル事業に挑戦してください。

 それに加えて,2021年度から脱炭素に関する取組が加点要素として追加されましたことを申し上げて,次の質問に移ります。

 自治体SDGsモデル事業に選定された場合の補助金額及び補助率の内容をお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ありがとうございます。

 全体マネジメント及び普及啓発経費として上限1,500万円の定額補助と,事業実施経費として補助率2分の1で上限1,000万円ですね。なお,SDGs未来都市に選定された地方公共団体間で広域連携事業の取組と補助金額,補助率に対してさらに上乗せがあるとのありがたいお話でございます。

 続いて,自治体SDGsモデル事業のフォーマットについてですが,具体的に茨城県下で選定されている境町とつくば市のSDGs未来都市選定への取組についてお聞かせください。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 私も興味津々で境町を訪問しました。SDGs未来都市の選定の取組として,経済面でふるさと納税,そして企業版ふるさと納税の活用による地域活性化と,それから民間企業との連携による農業の活性化のお話を聞いてきました。先ほどのお話の中で,地域活性化拠点施設の活用のお話ありましたけれども,これはたしか隈 研吾設計士が道の駅の,また隈 研吾ストーリーという形で境町と連携を組んで,道の駅のリニューアルや干し芋工場と思われますけれども,そういう形の活性化のためのリニューアルをしたといううちに聞いております。社会面では高齢者の健康づくり,英語教育の充実,先ほどもお話ありました公共交通の整備が主なるものだと聞いております。環境面では脱炭素の推進や,先ほどもお話あった空き家対策も当然ながらやっているというお話でありました。

 続いて,つくば市では,経済,社会,環境の3側面をしっかりと設定し,そのプラットホームとして企業,団体,市民など,SDGs関連ステークホルダーを認定し,ネットワークを形成するつくば市SDGsパートナーズ事業を展開していますとの答弁。そして,特に注目することはSDGsのリーダー人材であるSDGsマイスターの育成や子どもの貧困対策基金による子ども学習支援,地元食材レストランのブランディングによる地域経済活性化の取組です,そのようなことを今お伺いし,ありがとうございました。

 続きまして,つくば市の取組のその成果についてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ご答弁の内容を一部繰り返しますけれども,つくば市では取組実施に当たり,SDGs未来都市計画を策定し,2030年までに実現を目指す未来像として4つのビジョンを立ち上げ,経済面では何と2021年には新規創業者数524社立ち上げ,社会面では教育文化で学力格差解消に向けた学習支援者数を2021年には299人と増員させ,地域包括支援センターの設置数を2020年には7か所に,はたまた環境面の脱炭素社会の推進に関しては,少し残念ですけれども,取組満足度が2019年と2018年比は横ばいという説明をお受けしました。

 その他私が調べた結果,地元住民によるゴルフ場の活用や古民家再生プログラムなど,いいプランをしっかり採用し,市民と一丸となって施策の実現に向けて邁進しているというお話をお伺いしております。

 続きまして,つくば市未来都市構想等推進の組織図の概要についてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 答弁を復唱しますが,つくば市の総合計画につくば市SDGs未来都市計画を反映させ,つくば市未来構想戦略プランの策定に基本事項の調査及び審議を目的とし,つくば未来構想等審議会が設定され,審議会の構成メンバーが業界のスペシャリスト,学識経験者,行政機関や公共的団体の職員,公募市民等の構成メンバーで多くの分野のステークホルダー構成との説明がありました。未来構想戦略プラン等推進のために,つくば市未来構想等推進本部と外部有識者,市民で構成されるつくば市未来構想推進会議を設置し,この二つの組織体の本部長を市長が努めているとのお話,大変いいお話でした。多種多様なステークホルダーが対等な立場で参加し,将来の問題,課題の合意形成を率いる座長が市長との話でございます。当市も負けずに頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

 続きまして,市長公約の龍ケ崎の新時代実現に向けての最初の質問は,当初にSDGs未来都市と龍ケ崎の新時代公約との関連性についてお伺いいたします。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ご答弁ありがとうございました。

 SDGs未来都市を考えてみれば,経済的側面として龍ケ崎市の基盤産業である農業の6次産業化のみならず,環境面,社会面を加味した農工商観光,それから教育,バイオマス発電事業産業化による12次産業化や市長が掲げるスポーツ・健康・長寿が続く未来へ,すなわちスポーツツーリズム,アグリツーリズム,グリーンツーリズム,医療ツーリズムに向かって,未来都市構想と思われるので,しっかりとSDGs未来都市の選定の取組に着手していただくことを要望しまして,次の質問に移ります。

 龍ケ崎が考えるSDGs未来都市選定に向けての組織づくりが必要となりますので,その組織づくりについてどのようにお考えですか。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ご答弁の内容分かりました。

 市長は,市民との対話集会や高校生とのまちづくりのシンポジウムや現在進行形の龍ケ崎市SDGsパートナーシップ制度に着手しておりますが,これからSDGs未来都市に向けての事業体を立ち上げるには,ヒト・モノ・カネが必要不可欠条件であると同時に,現代社会の技術革新は産業のみならず,消費者すなわち生活者や社会のニーズの多様化をもたらし,モノからモノを生み出す機能,効用すなわちコトへとシフトしています。要するに,情報通信技術の発達により,商品の価値はモノ自体の機能にあるというよりも,モノに付随するサービスやユーザーがモノの新しい利用体験をつくり出すことが価値だとみなされている時代背景と私は思っております。よって,このような事態であるので,一日も早くSDGs未来都市選定に向けてのプロジェクトチームを立ち上げると同時に,SDGs未来都市の組織に,私たち議会との連携の取れた組織づくりを深く要望いたします。

 次に移ります。

 龍ケ崎市分散型エネルギーインフラプロジェクトについての質問に当たり,まずは,当市は,温室効果を2030年度までに,2013年度比何%消滅することを目指しているのか,お聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ただいま地球温暖化防止実行計画を策定し,4期20年取り組んできて,今年度ようやく第5次地球温暖化防止実行計画に着地したとのお話でございますが,もっとスピード感を持ってやっていただきたいということをご要望しながら,次の質問に移ります。

 地域資源を活用した自給自足型再生エネルギーの地域検討について,まずは,今後新設が見込まれている新保健福祉施設,新長戸コミュニティセンター,北竜台地区の小中一貫校における再生エネルギーの導入の考え方についてお答えください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ただいまの答弁だと,せんだって全員協議会において,新保健福祉センターのZEB化に対してはZEB Readyというお話をお伺いしましたので,ちょっと私自身は物足りなく感じております。SDGs未来都市の選定を受けるにも,中期的展望に立って費用対効果を考慮するのは当たり前で,屋上に太陽光パネルを設置した場合にどのような形になるのかというのもしっかり精査してもらって,ZEBに挑戦するようなそういう形でしっかりとやっていただくことを強く要望して,次の質問に移ります。

 当市の家畜業者数と扱っているそれぞれの家畜数及び施設面積はいくらか,お聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 思ったより牛舎の面積の割には頭数が少ないと思います。私自身,水稲農家の皆さんとの話合いの中から,もみ殻や稲わらが結構厄介者ですよというお話を聞いております。また,市民の皆さんからは,田んぼでの野焼きが危ないという,そのようなクレームも聞き及んでいます。何とか稲わらやもみ殻をバイオマス発電に活用できないだろうか,はたまたその稲わらやもみ殻も家畜の敷き床として活用する方法はないだろうかとか,はたまたその牛ふんや豚ぷん,それから鶏ふんなど,今以上の効力のある堆肥にはならないかと等々私自身も研究しております。市長のほうもお時間があったら,ちょっと畜産農家とかご一緒して巡りたいと思うんでよろしくお願いします。

 最後の質問になります。

 私が調べた限り,青森県の今別町では行政が主体となり,カーボンニュートラルに向けて分散型エネルギーインフラプロジェクトを立ち上げ,地域や公共施設の活用により再生可能エネルギーがどのぐらい可能なのか,はたまたどのくらい費用がかかるのかという調査や検討に入り,具体的な数値をはじき出しております。ほかの例では,東京が2019年にゼロエミッション東京戦略2020 Update & Reportを策定し,アクションを起こしております。

 当市の2050年カーボンニュートラル実現へのビジュアル化についてお聞かせください。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 言うまでもなく,市長が申されたとおり,カーボンニュートラルの実現は喫緊の課題だと私も思っております。くどいようですが,持続可能な社会を構築する基盤は,エネルギーの確保と地産地消による自給率のアップです。できればこの龍ケ崎市でも200%,300%というようなそのような自給率が高まる措置ができると,私は頼もしい龍ケ崎市になるのではないかと思っています。

 この地球温暖化現象を鑑みれば,世界の中で特に穀物不足が生じ,食料の問題が世界市場を駆け巡りますので,市長の先見の明と,それから躍動力を持ちまして,当市のバランスの取れた食料の自給率アップにお力添えを願えれば幸いでございます。そして,その食料自体が6次産業化に向け,そして世界へ輸出できるような龍ケ崎市になることを切に望むところでございます。

 SDGs未来都市の選定に向けて,2050年カーボンニュートラル実現に向けての一日も早くプロジェクトチームを立ち上げていただき,業界スペシャリストと有識者と市民の皆さんの英知と行政と議会との全員参加でのSDGs未来都市推進委員会を可及速やかに立ち上げていただくことを萩原市長に要望いたしまして,私の一般質問を終了します。ありがとうございました。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

【令和4年 第3回9月定例会】

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