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(大竹昇議員)

 市民の皆さん,そして議場の皆さん,おはようございます。

 前回の一般質問は,耕作放棄地の利活用や新しい農業への挑戦として,アグリバイオマスプロジェクト等のグリーントランスフォーメーションの質問をいたしました。

 今,ウクライナ侵攻から1年が過ぎ,収まらない世界情勢の中で,ますます食糧難,エネルギー不足は地球規模になっております。今回は,当市の基盤産業である水稲農業ですが,経営面積の拡大と省力・低コスト技術の導入だけでは安定した経営は困難になりつつあります。

 このような状況を打破していくためにはどのような手法があるかを見いだす意味で,国が申している農業分野のデジタルトランスフォーメーションとはどのようなものかをひもといていきたいと思います。

 そこで最初の質問は,農業デジタルトランスフォーメーションの価値や重要性,そして目的は何かをお聞かせください。

 次からの質問は質問席から行います。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 農業DX構想は,今の答弁だと多くの価値の創造やロボットによる業務の効率化,なお,AI,IoT等のデジタル技術を前提とした新たな農業への変革とお聞きしました。これからの質問で,新たな農業の方法論を見つけたいと思っております。

 そこで,次の質問は,農業DXに取り組む自治体の先進事例についてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 大変いいお話をお聞きいたしました。NTTドコモは,もう早くから農業に対しての取組が行われている会社であります。そういう中で,今のご答弁の中で,やはり一日も早く姫路市に行ってお話を聞きたいと,そのような思いでいっぱいでございます。

 次の質問に入る前に,先日,イチゴ栽培の農家から聞いた話を少し語らせていただきます。

 宮城県山元町の農業生産法人,ミガキイチゴの栽培をしている株式会社GRAの話です。

 イチゴのコンセプトは「食べる宝石」です。何と東京の百貨店では,ミガキイチゴブランドで,一粒1,000円で販売されたこともあったそうです。どうしてミガキイチゴが生まれたのかというと,ベテラン農家のイチゴに対する経験値や得意技,すなわち暗黙知をIT技術によって形式知化し,誰でも使える技術として普遍化したとのことです。よって,大規模なイチゴ農場で安定的な高品質のイチゴを生産する技術を短期間に会得したとのことです。

 この会社は,イチゴ生産販売のみならず,イチゴスパークリング,カフェ事業,新規就農支援事業等々,幅広く農業の可能性を大きく広げております。

 前置きは別にして,当市における農業の現状と課題について質問するに当たり,当市における水稲,畑作,畜産における経営規模及び農家戸数についてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 今の御答弁だと,経営耕地面積の合計ですね。例えば水稲が1,857.6ヘクタール,畑作が87.6ヘクタール,合計1,945.2ヘクタールです。えいやで481で割ると,平均が4.044ヘクタールですね。非常に経営の規模,そういうものが少し問題かなと思われます。

 家畜に関してですが,もうマスコミでもお話があるように,乳用牛も経営が厳しいと申されております。そういう中で,次の質問に移ります。

 当市の水稲,畑作,畜産が直面している課題についてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 よく分かりました

 水稲の大規模農家は急速に経営規模拡大を図ってきておりましたが,農業従事者の高齢化や,単なる経営面積の拡大と生産コストの低減,はたまた農業用機械の高騰で安定した経営が困難になっているというお話。畑作農家の露地栽培も,人件費や資材の価格上昇が課題になっている。畜産に関しましては,飼料の高騰や燃料費の増大で経営が難しくなっている。本当に今までの農業経営で成り立っていくのかと,非常に胸が痛い気持ちでございます。

 それでは,どのようにすれば元気を取り戻せるのか,そのような思いで次の質問に移ります。

 当市におけるデジタルトランスフォーメーションの取組について,まずは当市の農業DXに取り組んでいる事例をお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ありがとうございます。

 横田農場の効率のいい管理体制や新たな技術の導入により,超低コスト生産の経営の話や,なおSNSによる販売戦略など,非常に興味深いお話をいただきました。また,6次産業化においても,先進的な農家というふうに捉えることができます。このような形の農場が龍ケ崎にあることは,私にとっては非常に誇りに思っております。

 そういう中で,次に,農業DXを活用した水田における野菜や果樹園等の高収益作物への転換の可能性についてはいかがなものですか。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 答弁の内容のとおりと思いますけれども,現在,お米の消費量が国民1人当たり年間50キログラムの時代に入っております。

 先ほど株式会社GRAのお話をさせていただきましたが,当市は高収益作物への転換,並びに農業DXの取組に積極的な働きかけが必要不可欠だと私は思います。早急に農業DX事業計画を進めていただくために,次の質問に入ります。

 当市にUターン,Jターン,Iターンの若者を呼び込む一つの手段としては,龍ケ崎市の田園風景のよさだけでなく,食べ物の安全保障ができる農業サクセスプログラムが必要不可欠と思われます。

 まずは主食の米,次に野菜,果物,お肉の自給率100%を目指し,なお,欲を言うと有機栽培,オーガニックの無農薬食物が必要と思われますが,これは土壌の改良に三,四年はかかると思いますので,取りあえず食べ物の米,野菜,果物,肉のバランスの取れた新しい農業の方向性と支援体制づくりの事業プランを立ててほしいものであります。

 そのために,私の提案ですが,県下でも農業産業の盛んな鉾田市と姉妹都市になり,畑作におけるノウハウを教えていただいたり,一日も早く食べ物の安全保障のできるまちづくりを創造していただけるよう,よろしくお願いいたします。

 そこで部長,農業DXを駆使した,食べ物の米,野菜,果物,肉のバランスの取れた龍ケ崎市の生産体制づくりについてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 先ほどから申し上げてきましたが,水稲農家,それから畑作農家も家畜農家もこの世界の情勢下の中で,水稲農家は米の需要が減るばかり,エネルギー,肥料は高騰するばかり,はたまた人件費は上がり,多大な打撃を受けております。業者への支払いもままならない農家もあります。畑作農家も同様です。家畜農家は廃業に追いやられています。

 萩原市長,この異常事態を乗り越えるには,農家に対する支援体制はもちろんのこと,先ほど申し上げました株式会社GRAのような農業DXを駆使できるプロジェクトや,SDGs未来都市の選定を受けた境町のウナギの加工場事業計画,総工費3億7,000万のうち63%の2億3,000万の支援を受け,市の持出しは1億3,700万,そして今月オープンする予定でございます。これがその実態でございます。

 そういう中で,萩原市長,農業DXやSDGs未来都市プロジェクトの立ち上げをいつから始めていただくのか,ご答弁お願いいたします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 どうもありがとうございました。

 もうちょっとスピード感を持たないとなかなか厳しいんではないかと感じております。できれば,宮城県に行って農業法人GRAのお話も聞いてきて,一緒に行きたいというふうな,そんな思いでおります。

 農業者は今,今までの手法ではやっていけない瀬戸際にもう入っております。新組織の中でデジタル都市推進課ができるので,今年度新たに立ち上げたまちの魅力創造課と連携し,課の枠を超えたプロジェクトチームにより,国の重要政策であるSDGs未来都市の選定はもとより,デジタルトランスフォーメーションを積極的に活用した新たな発想を持ち,当市がさらに発展,変革に向けて未来を切り開いていける体制づくりに取り組んでいただけるよう強く要望いたします。よろしくお願い申し上げます。

 以上をもちまして,私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

【令和5年 第1回3月定例会】

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