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大竹のぼる公式サイト

(大竹昇議員)

 市民の皆さん、こんにちは。議会の皆さん、こんにちは。

 このたびの一般質問ですが、市民の皆様もご存じのように、今年は猛暑が続き、異常気象でありました。はたまたウクライナ侵入の終結が見えないばかりか、イスラエルにイスラム組織ハマスの急襲で戦闘が始まって約2か月であります。

 このような世界状況下でのお米に関してですが、高温障害による米の品質への影響が懸念され、茨城県のコシヒカリの1等米は約40%であります。龍ケ崎市においては、つくば水郷JAの取扱いは、一等米が20%、二等米が75%、三等米が5%の比率だそうです。

 全国における米価については、主食用米の適正生産や新型コロナウイルス禍で低迷していた業務需要も上向き、米の価格が多少回復の兆しが見えてきました。ただ問題点は、品質低下を防ぐための追肥等が増し、なお、その肥料価格が昨年対比おおよそ倍にも膨れ上がっているのが現況です。要するに、生産から流通まで薄利が当たり前とされる慣習から抜け出さなければ、米はもうからないものとなれば、後継者がいなくなるばかりか、休耕地が増えるばかりであります。大変な事態になっております。

 お米は、当市で需給できる数少ない品目であり、なお、水田は洪水や土砂崩れを防ぎ、多様な生き物を生み、連作障害もない輝かしい大地であります。まずは、水と緑の未来社会をつくり上げるには、山林や農地の保全はもちろんのこと、カーボンニュートラル実現に向かうことが最重要課題と思われます。特に、龍ケ崎市の基盤産業と言われている農地を保全するには、どのような農業施策が望ましいかを求めて質問いたします。

 まずは、龍ケ崎市緑のまちづくりと農地の保全についての質問に当たり、最初に、本年3月に施行された第2次緑の基本計画の対象とする緑の範囲についてお伺いいたします。

 次からは質問席にて行います。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 なるほど、緑地とは、大分類で都市公園等として整備管理されている施設緑地と土地利用の規制、誘導で確保される地域制緑地等に分類されたということですね。了解いたしました。

 次の質問に移ります。

 都市緑地法の改正に伴い、農地が明記された理由についてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 まさに、国は緑を大切に、なおかつ食の安全、学校教育に農業への参画、はたまた都市農地の位置づけを宅地化すべきものから都市にあるべきものへと変換したのですが、そして、農地を都市の緑として保全しながら有効活用を図りたいと、希望に満ちた答弁、まさに田園環境整備の出発と私は思います。頑張ってください。

 続きまして、生産緑地法改正の概要についてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 答弁内容だと、都市農地としての活用を緩和したことで、地域に顔が見える農家のオーガニック野菜などの販売や新鮮野菜のレストランができれば、当然ながら地域の皆さんの健康増進はもちろんのこと、すばらしいコミュニケーションが生まれ、幸せ感が目に映ってまいります。生産緑地法改正は、新しい農業文化の始まりだと思います。しっかりと適正立地を確認しながら、開業する農家の支援体制に取り組んでいただきたいと思います。強く要望申し上げます。

 続きまして、土地利用に伴う10年ごとの地目別面積構成比並びに農業従事者数に関して、農地の面積の変遷と農業従事者数の平均年齢をお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 なるほど、その田に関しては20年で52ヘクタールの減でおさまっていますが、畑に関してはかなり厳しい数値が出ていますね。先ほどのお話だと107ヘクタールですか、一応減しているというお話でございます。合計して159ヘクタールの減が見られているわけです。

 また、その農業従事者の年齢をお聞きしましたが、令和2年で何と64.0歳です。私もサツマイモ作りました。5年前から、大体6反歩ぐらいやったんですけれども、20キロのカートンを700箱集積するんですよ。それで、残念ながら、私2年前からちょっと6反歩できないんで、今2畝でサツマイモ作りはやっているんですけれども、これ64歳になってくると、これかなりの、あと1年で高齢者の世界に入ってくるわけでね、いや、本当に自給自足のまちづくりには、当然ながら農地減反はあってはならないと、そのように思っております。しっかりとした対策が必要不可欠だと思いますんで、農地の減反がならないようにしっかりとご努力を願います。

 そこで、未来を見詰めて農地を守る取組について、まずは一つ、多様な担い手の育成及び当地のブランド化についてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 その多様な担い手の育成として、当市は当然ながら、その認定農業者の育成やその農業分野での男女参画の促進などに手を尽くしていると思いますが、集落営農の推進や集落営農組織の育成に強く力を注ぎ、組合組織構築に力を発揮してほしいものでございます。

 農業のブランド化でございますが、ただいまの説明でアクションプランで何となく努力していることは分かりますが、現実にトマトに関しても後継者がいないところも見受けられております。新ブランド構築に向けてのしっかりとした、これからの対応を期待いたしたいと思います。

 もみ殻等々が、今、お百姓さんの中ではちょっと厄介者だと言われている。こういうのを熱エネルギーで新しい龍ケ崎のブランドができると私は思っております。現実に、私は農工大の教授とも話してまして、例えば、ココアですけれども、これ土壌と熱源とその温度をしっかりガーナの気候をチェックすると、大体AIを駆使して2年でできると、そのようなお話ももらっております。しっかりと、今度は龍ケ崎の今の大地を活用する中では、ブランド化がかなり必要だと思っていますんで、これからのご努力をご期待申し上げます。

 続きまして、安心・安全の食料の供給と農業生産基盤づくりについてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 まさに、オーガニックな米や野菜のまちになるには、しっかりした販路や販売所がないと実現できません。まずは、身近なところで学校給食に食育の推進計画を立てていただき、農家の皆様にはオーガニックの米、野菜、肉の協力をいただくことが先決であります。

 当市は、将来を見据えて直売所を設けておりますが、地産地消の推進に当たり、市民による食文化とマッチングした農作物の研究はもちろんのこと、もっともっと生産者の顔が見える地元農産物の供給体制の強化並びに支援体制を望みます。

 また、農業生産基盤づくりですが、特産農産物の特徴や品質、土壌に合った地域が求める農産物の背景や生産者の意気込み等の広報活動を通して、より生産者や生活者への意欲とブランド化に力を注いでいただきたいと思います。

 また、特に生産者に対しては、燃料費用の高騰で生産意欲の低下があり、自然農法への転換やカーボンニュートラルとの共同等々の指導、また、労働力を低減するための技術や資材、機械化体制の整備等の支援を要望いたします。

 続きまして、農村地域活性化についてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 そうですね。地域の農業の将来の在り方として、農地の集積・集約化の方針、基盤整備事業への取組、そして、多様な経営体の確保、育成の取組等の話合いの場を設け、令和7年3月までに地域計画を策定するということであります。早く将来の自然と人の共生の根源である農地のために、地域計画を策定してください。よろしくお願い申し上げます。

 最後の質問になります。

 萩原市長、未来社会に向かっての農地・山林の保全や活用のビジョンについてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 萩原市長、ありがとうございます。

 市長は、農業を当市の基幹産業と捉え、農地は食料の供給はもちろんのこと、自然と人の共生、景観の形成、防災等々の多面性を持ち、私たちの生活に様々な恵みをもたらしていることや今の農業者の取り巻く環境の厳しさも把握しての農業・農地を支え、守り続けると力強いお言葉をいただきました。ありがとうございます。

 今、農業者はビッグファームだけでは行き詰ってくる状況下であります。今や農業は、付加価値のある農産物のみならず、農地自体に付加価値のある都市計画にマッチングした未来型農業、農地活用に取り組んでほしいものであります。

 他市では、地域計画以前に、広域商圏ともくろんだ農地の活用として、ぐるっと農業観光農園構想やオーガニック農業まちづくりやカーボンニュートラルを意識した共存農業など進んでおります。

 具体的に、鉾田市の6次産業化推進計画、最近では常陸大宮市のオーガニックビレッジ宣言、子どもたちに最高の学校給食を届けたいと申しております。将来の農業用地の姿を明確化する地域計画を策定するとともに、農地振興コンソーシアムを結成し、同時進行していただきたいと思います。今の進行では、休耕地の増大を招き、新規就農者、特定農業者の確保も難しい状況下であります。

 市長のおっしゃる恵みある龍ケ崎市には、農地並びに農地振興は欠かすことができない必須条件であります。今すぐにでもビジョンを掲げ、ビジュアル化していただくことを強く要望して、一般質問を終了いたします。ありがとうございました。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

【令和5年 第4回12月定例会】

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