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大竹のぼる公式サイト

(大竹昇議員)

 市民の皆さん、議会の皆さん、おはようございます。

 本日のトップバッターを務めます大竹 昇でございます。

 今日本はアベノミクス、すなわち地方創生の延長線上で、デジタル田園都市国家構想などを踏まえて、なおかつ金融緩和を進めてまいりました。しかし、アメリカの金融引締めと世界情勢の中で、令和4年から大きく円安になり、昨日は何と1ドル150円台になりました。また、株価は半導体銘柄を中心に買われ、4万円台に突入しております。

 日本の実情は、エネルギーや食材など輸入依存度が高く、あっという間に物価が上がり、いや応なしにインフレに突入しております。ただ、残念ながら賃金のアップが追いついておりません。

 今まで世界の中でGDPが世界第3位でしたが、ドル換算で現時点でドイツに抜かれ、第4位に落ちました。

 そういう中で、令和6年1月の新聞記事でありますが、将来の日本を憂いて、経済界有志や有識者による人口戦略会議において、国立社会保障・人口問題研究所が2100年の日本の総人口が約6,300万人となり、高齢化率は40%になると推計されていることに対して、このような状況下では合計特殊出生率、すなわち1人の女性が生涯に産む子どもの数を2060年までに2.07人に回復させ、2100年の総人口を2,000万人アップの8,000万人とし、安定化されるシナリオを目指し、人口が減っても成長力を維持する社会をつくる戦略が必要だと申しております。

 内閣に司令塔として、人口戦略推進本部、首相の諮問機関で政府に勧告権を持つ有識者審議会を設けようと提唱し、そこで郵政局社長増田氏は、日本創成会の分科会にて2014年に、若い女性、20歳から39歳が30年間で半分以上減る自治体を将来消滅のおそれがあると定義し、消滅のおそれのある自治体は10年前の試算で896自治体としていましたが、このままでは1,000自治体を超える可能性があると、厳しい見方を示しております。

 大型連休を目途に数字を分析したいとし、はたまた同研究所は、2070年に外国人が総人口の約10%になると推計し、提言では、人口減を補うための移民政策は図るべきではないと申しております。

 人口戦略会議の構成メンバーを経済界、大学教授、自治体首長、30人で昨年7月に発足したとのことです。人口戦略会議で、日本の将来の人口問題の危機を訴えている2024年の幕開けであります。

 当市におかれましても、持続可能なまちであるためには、現況を乗り越えて、Society5.0、龍ケ崎未来社会の早期構築が求められております。このたびの一般質問は、まずは当市の人口減少の現状と課題解決に向けたアプローチと題しまして、当市の人口減少はいつ頃から始まったのか、またその要因をどのように分析しているのかをお聞かせください。

 次からの質問は質問席から行います。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ありがとうございました。

 当市の人口ピークを迎えたのは、今からおおよそ14年前です。また、2010年の人口比率バランスも年少人口比率が14%、生産年齢人口比率67%、老年人口比率19%と、すばらしい人口構成をしておりました。

 ただいまの答弁ではっきりしたことが、人口動態で見ると自然動態が平成20年まで自然増が続いていたが、平成21年から自然減に一転し、令和2年の人口は7万6,420人、3,914人の人口減少でございます。それから令和2年、2020年のことですが、人口構成比率は年少人口比率11%、生産年齢人口比率60%、老年人口比率29%とのことでありました。当市は10年間で超高齢化社会の定義にある21%を超え、はたまた国の平均値23%をはるかに超えているという現況を踏まえて、次の質問に移ります。

 年少人口と合計特殊出生率が減少した要因をお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 なるほどよく分かりました。

 最近の新聞に書かれていたんですけれども、大学生と大学院生のアンケートでの内容でありますが、19%の学生が経済的理由もあるが、結婚に至らぬほかの理由として、結婚、出産、子育てに対する価値観の多様化や先ほど部長からもありましたように、ライフスタイルの変化等が挙げられていたと記憶しております。

 また、40年前頃の時代をちょっと私自身が思い出しますと、不確実性の時代を訴えていたのがカルブレイスの言葉でありました。今私はそういう中で、まさに不透明の時代に入っているとそのように思っております。まちの在り方はもちろんのこと、人口対策をしっかりと考えなければなりません。そういう中で次の質問に移ります。

 少子化に対する具体的な取組状況とその成果についてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 そうですよね。当市の通称マル福は高校生まで拡大し、子育て世代の医療費軽減に役立てましたね。

 結婚支援の数等も聞かせていただきました。少子化対策の第一歩の施策であり、人口減少への一歩であるのが結婚だと私も思います。どうかカップルが生まれれば、子どもも増えると思います。今後とも時代に即したAI結婚施策等とともに口コミマッチングのように、アナログも必要と思います。

 確かに、当市は公園のまちとも言われるように、平成28年3月末の統計を見ると134か所の公園や緑地があります。詳細を申し上げますと、総合運動公園はもちろんのこと、2ヘクタールから4ヘクタールの近隣公園、地区公園が何と12か所、小規模街区公園が95か所、風致公園が1か所、緑地25か所と、統計に記されておりました。すばらしい子育て環境を有していると思います。

 また、年少人口の転入超過が3年連続との答弁、すばらしい限りでございます。萩原市長、子どもの笑顔が続くまちを目指すのはもちろんのこと、平成18年頃から婚活に努力を払ってきた龍ケ崎マリッジサポーターにもエールを送ってください。

 そういう中で次の質問に移ります。

 人口減少がもたらすまちづくりへの影響について質問いたします。

 まずは、人口減少がもたらす龍ケ崎市の地域経済への影響についてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 まさしくそうですよね。マーケット人口が減れば当然売上げは減になり、光熱費や人件費の比準が多くなれば、当然ながら赤字経営が続き閉店と。それには観光入り込み客数はもとより、関係人口等とも増やす市場の拡大が必要不可欠と思います。

 市街地の空洞化といえば、本当にコンビニもなくなりました。ですから、萩原市長、一日も早く元筑波銀行跡地の利活用をしていただきたいと思っております。

 にぎわい広場としてのステージや商店街にマッチングしたテナントリーシングをかけるとともに、市街地商店街の歴史、文化の触れ合いや神社、仏閣の案内はもとより、当市の歴史、伝統、文化総合案内所を設けることにより、高齢者の経験値をフル活用し、健康寿命を延ばすためにも高齢者のインストラクター制度等のビジュアル化を企画するプロジェクトチームを即刻つくっていただきたいと思っております。

 また、農業に関しても後継者や担い手不足になるとの答弁でありました。だから、新規就農者制度の活用と民間や農協等との協力の下、新規就農者が7年間で高収入になるプロジェクトチームも立ち上げていただきたいと、強く要望いたします。

 次に、地域ごとの人口動態の実態に関して質問いたします。

 まず、統計りゅうがさきから、地区別の平成29年と令和4年の人口をお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ただいまの答弁でよくお分かりだと思います。龍ヶ岡地区だけが人口増でございます。先ほどの答弁では1,167人、8%の増というお話でございました。ほかの8地区は人口減少地域で、特に長戸地区が一番人口が少なく、なお減少率が高い。続きまして八原地区、大宮地区、北文間地区、龍ケ崎地区、川原代地区、北竜台地区、馴柴地区と続いています。利便性のある新しいまちが人口を伸ばしているという結果だと思います。

 そういう中で、早期に龍ケ崎市駅や竜ヶ崎駅のスマートシティ化が急務だと思っております。これから各地区の特性を見極めて、持続可能な地域構築に頑張っていただきたいと思います。

 次の質問は、人口減少が地域コミュニティーにもたらす影響はいかに、お聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 そのとおりですね。当市はまちなか再生プランや地域元気アップ対策費等々の支援体制が整っておりますが、先ほども申しましたように龍ヶ岡地区を除いて各地区が人口減少に陥っています。すなわち超少子・高齢化社会に突入しております。

 各自治体が元気になるのには、そのまちの特性等々をしっかり把握して、対策を打たなければならないと私は思います。

 例えばでございますが、根町、500年の伝統のあるシダレザクラを持つ般若院、はたまた7月には関東三奇祭として名をとどろかす撞舞の地域でもあります。そのほか当市には歴史や伝統芸能、文化はもちろんのこと、いい風景、風情、風流、風習の四つの風を有している地域もたくさんありますので、地域おこしの予算を計上していただき、地域おこしを市長が先頭に立って、例えばでございますが、川越の小江戸川越を実現するようなプランニングを練っていただければ幸いだと思います。

 先ほどまで少子・高齢化社会に伴い、人口問題や町おこしについて質問してきました。最終段階に入ります。

 課題解決に向けたアプローチとしての質問として、市民の平均所得の推移と近隣自治体はどのような所得かお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 今部長から近隣市町の所得の発表をいただきました。

 私がそういう中で、ちょっと順位を整理してみますと、つくば市が425万円で1位でございます。なおかつ伸び率を比較するとつくば市4.7%で2位になっております。守谷市が407万円で2位、伸び率が4.4%で4位、つくばみらい市が360万円で3位、伸び率が7.8%で1位になっています。牛久市356万円で4位、伸び率が3.8%で5位、取手市が325万円で5位、伸び率が3.2%で7位、阿見町が323万円で6位、伸び率は4.5%で3位、龍ケ崎市は323万円で阿見町と同じ6位、伸び率では3.5%で6位になっています。

 というわけで、龍ケ崎市は平均所得と所得の伸び率でも、平均所得が一番下ですけれども、平均伸び率では取手市をほんの少し上回って6位にいるわけでございます。

 私自身の推測でありますけれども、やはりTXゾーンに便利さと新しい社会への期待感を持たれ、人口増や平均所得の伸び率を示しているのではないかと思われます。

 守谷市ですが、守谷市と龍ケ崎市の違いは生活ガイドドットコムの五つの項目、一つ目、町並みや雰囲気はどうか、それから二つ目、安全性、三つ目、交通の便利、四つ目、市民の愛着度、五つ目、地域交流という形の中で、ドットコムで比較していますと全ての面で龍ケ崎市は守谷市より下回っています。当市は五つの視点からすると、2番目のバランスの取れたまちと、市民の皆さんは理解しております。私から見ると、熟成したまちというふうに思われます。住んでみるといいまちだなと、市民の皆さんは感じていると思われます。

 しかしながら、先ほど申したように、所得が一番下になっている。それから伸び率も悪い。未来社会を創造することによって、よみがえる資質は十二分にあると、このように思われます。そういう中で次の質問に移ります。

 次に、若い世代の平均所得の上昇が少子化の改善、ひいては生産年齢人口の増加につながると考えますが、いかがでしょうか。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 そうですよね。所得と出生は相関関係にあると、私も思います。

 そういう中で、フランスが1993年に合計特殊出生率が1.66まで下がったので、少子化対策としてしっかりと政策を打った結果、2006年には2.03まで上げたと。その後、やはり合計特殊出生率が下がってはいるんですけれども、フランスが取ったのは二面作戦でありましたね。物資と現金と両面での支援策を取ったという形であります。私自身もフランスの合計特殊出生率がどのように上がってきたというのも、これからも勉強しますもので、総合政策部のほうも勉強していただきたいと思っております。

 それでは、平均所得を上げるためには、働く場所の確保が最重要と私は考えておりますが、企業誘致の取組の現状をお答えください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 前回も聞かせていただきましたが、萩原市長を迎えて、都市計画法の地区計画制度の活用で全員協議会でも聞かせていただきましたが、新規工業事業者を誘致し、雇用も優に100人ぐらいだったかなと申していたと思いますけれども、本当に大変喜ばしい形で今進んでおります。ありがとうございます。

 先ほどから少子・高齢化社会からSociety5.0龍ケ崎市未来社会へのスタートとなることを望んで質問してまいりました。龍ケ崎市も取手市も超高齢化社会です。平均所得の平均値を上げるには、まずは企業誘致だと私は信じてやみません。ですから、当市は近隣自治体の中で都市計画道路整備は、私は一番だと思っています。当市内の土地利活用をしっかりと見極めていただいて、企業誘致にご尽力願いたいと思っております。

 そういう中で、農業もハイテク対応への近代農業へのかじ取りが必要になっております。

 先ほども部長の答弁で、茨城県とも連携を取っておるとの話でございましたけれども、茨城県は工業団地企業誘致を積極的に活用している県でございます。そういう中で広報紙に例えば土浦市の民間開発工業団地の工業誘致も県の広報紙に掲載されています。当市の問題になっているのは一つ、つくばの里工業団地の空き地でございます。この辺もしっかりと庁内で協議をして、県との協議もしっかりとしていただくことを強く要望いたします。

 そういう中で、萩原市長に今後企業誘致にどのように取り組んでいくのか、お聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 市長の答弁にありましたように、龍ケ崎は県南においても陸の孤島と言われているんですよね。そういう中でお話がありましたように、首都圏中央連絡自動車道、この連結がもう龍ケ崎の将来を見通すんではないかぐらいの大事なアクセスでありますんで、ぜひとも萩原市長、令和何年何月何日連結ができますよというような形を県・国のほうにしっかりとネゴシエーションをお願いしたい。

 そういう中で、先ほども市長が申しているように、東京からの近い場所で非常に立地もいいんで、企業誘致にしっかりと力を注いでいただきたいと、そのように思っております。

 そしてまた、市長がおっしゃっているアグリサイエンスバイオマス構想やそれからグローバル社会における国際色のあるまちづくりも空港があるんで、空港というよりは飛行場があるんで、その辺のところも大きな龍ケ崎の未来都市への躍動になる資源があるんで、ぜひともコンソーシアム的な組織をつくって、打って出ていきたいと、そのことを市長に強く要望いたします。

 最後になりましたが、牛久沼、道の駅の中止への英断、市民の皆様は大変評価しております。ぜひとも龍ケ崎特有のビッグな龍ケ崎未来都市を実現していただくことを強く要望いたしまして、私からの一般質問を終了させていただきます。

 ありがとうございました。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

【令和6年 第1回3月定例会】

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