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(大竹昇議員)

 傍聴にお越しの皆さん、市民の皆さん、議会の皆さん、こんにちは。

 このたびの一般質問は、再度、人生100年時代と言われる中で紛れもなく龍ケ崎市は超高齢社会であります。そこで、近隣の都市の人口動態はどうなのかということをちょっと調べましたので、お話しさせていただきます。

 龍ケ崎市、牛久市、取手市の今年の4月と令和5年4月の1年間の比較ですね。人口の増減数をお話しさせていただきます。

 龍ケ崎市、令和6年4月7万5,353人、令和5年4月7万5,690人、差引き337人の減であります。取手市、令和6年4月10万5,981人、令和5年4月10万5,913人で、63人の増であります。牛久市、令和6年4月8万4,012人、令和5年4月8万4,105人で93人の減であります。当市は近隣の中で大幅な人口減少に陥っております。

 このような現状で、令和6年4月1日現在の高齢化率は何と31.0%です。日本は世界一高齢化が進んでいる国であります。

 そこで、総務省の2023年9月15日現在での高齢化率の推計ですが、高齢者人口及び割合の推移、1950年から2045年のデータを参考に述べさせていただきます。2025年は29.6%、2030年は30.8%、2035年は32.3%、2040年は34.8%、2045年は36.3%です。皆さん、先ほど龍ケ崎市の場合は31.0%と私は申しました。そういう中で、龍ケ崎市は日本の高齢化率のほぼ5年先を行っているんです。このような状況で、今のまちなかで、龍ケ崎市民の皆様は将来安心・安全な幸せ感のある生活が送られるでしょうか。

 はたまた、このような人口問題を抱えている中で、当市の商業状況といえば、市内の商店街はどんどん空き店舗になり、各地域では地元の雑貨屋さんやガソリンスタンドなども消えていっているのが現状でございます。

 そればかりか、当市は2023年1月に商業施設リプラの倒産、来年(2025年)2月にはサプラCSC、コミュニティー型ショッピングセンターですね。その核となるテナント、イトーヨーカドーが退店ということでございます。

 この危機的状況を抜け出すには、市長が掲げている「龍ケ崎に来てよかった。龍ケ崎で育ってよかった。龍ケ崎に生まれてよかった」と言える安心・安全なまちづくりが必要不可欠であります。当市の自然環境の豊かさはもちろんのこと、充実した教育並びに高齢者に優しい環境づくりと同時に、経済の発展・成長をもたらす龍ケ崎市初の新しいまちづくりを市民と共につくり上げることが先決でございます。今から持続可能なSociety5.0未来都市に向かって、一緒に励みましょう。そして、そのためにも、すぐに手を差し伸べられるところから始めたいと思われます。

 そこで、前回の一般質問で萩原市長からお聞かせ願った「居心地よく歩きたくなるまちなか」の実現に向けてと題して質問させていただきます。

 まずは、SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」の概要をお聞かせください。

 次からの質問は質問席から行います。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 SDGs目標11の例を挙げていただきました。

 2030年までに誰もが参加できる形で持続可能なまちづくり、老若男女誰もが教育や環境問題はもちろんのこと、経済の発展なくしては持続性は保たれません。

 なお、そういう中で、文化遺産や自然遺産を保護していくこと。また、誰もが安全で使いやすい緑地や公共の場所を提供すること。まさに、現在抱え込んでいる社会解決の3要素でございます。しっかりと具体的に3点挙げていただき、まさに自然と人間の共生をテーマに、景観緑三法をベースにまちおこしをしていくストーリーを明快に語っていただきました。

 そこで、少子高齢化に伴う当市の各地区の人口構成はどのようになっているのかが気がかりなので、地区ごとの年少人口比率と高齢化率の推移について質問いたします。

 市内9地区の5年前、令和2年ですね。そして現在、令和6年の比較はどのようになっているかお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 なるほど、年少人口比率が上がっているのは八原地区だけで、高齢化率はどの地区も増であります。特に北文間地区が49.7%、1位であります。長戸地区が48.5%、2番目です。3番目に42.5%の大宮地区が挙げられました。思い起こすと昭和28年の1町8か村合併の各村が、超々高齢化社会になっております。高齢化比率の高い3地区は、一日も早くまちおこし協議会をつくらなければならないと思われます。

 また、最後に述べられた龍ヶ岡地区でございますが、高齢化率が何と14.6%で一番若いまちであります。龍ヶ岡地区のように各地区に若い人たちが移住していただくまちづくりを、市民と共に創生することが大切であります。

 ところで、当市の社会福祉協議会から出されている13のコミュニティセンター別の年少率と高齢化率の統計ベスト3を述べさせていただきます。

 年少率の上位三つのコミセンは、1位が城ノ内コミセン、15.8%、2位が八原コミセン、13.4%、3位が長山コミセン、11.6%です。高齢化率の上位3コミセンは、やはり1位は北文間コミセン、49.7%。2位は長戸コミセン、48.0%。3位は松葉コミセン、43.9%です。北竜台地区の松葉コミセンが第3位になっております。ニュータウンからオールドタウン化しております。これまた、新しい感性でまちおこしにかからなければならないと思います。ですから、超高齢化地域は一日も早く民官学情報プロジェクトによるまちおこしに着手しなければならないと思われます。

 次の質問に移ります。

 「歩きたくなるまち」の実現に向けて必要となる要素をどのように考えていますか、お聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ただいまの答弁で、国は都市の多様性とイノベーションの創出に関する懇談会で四つの項目を挙げているとお話しいただきました。そして、「歩きたくなるまち」の先進事例でのビジュアル化は、まさに冒頭の質問事項、SDGs目標11「住み続けられるまちづくり」の具体性のお話もいただきました。私も同感します。

 そして、付け加えるならば、今後の参考にしていただきたいのですが、清水建設が那須市や八代市で東京の生活の皆さんからアンケート調査を取っております。その話をちょっとさせていただきます。

 「歩きたくなるまち」とは、生活者の視点からの環境構築、これがテーマであります。「歩きたくなるまち」とは、多様な人が定住できるまちを目標としております。そして、その調査の結果、三つの用語をまとめました。アイデンティティー、コミュニケーション、ヒューマンスケールという三つのキーワードが明らかになったそうです。

 そこで、アイデンティティーとは、実感できる暮らしやすさ、緑や公園、公共交通等を指します。すなわち、鎮守の森や路地や樹木、デマンドバス、商店街、親水空間、小川とかそういうものが流れているとなお一層いいまちになるというような話でございます。

 2番目に、コミュニケーションとは、地縁型のコミュニケーション、本当に隣近所の皆さんが仲よくいろいろとお話合いできるような地縁型のコミュニケーション。そしてなお、趣味を生かす。すなわち、公園、店の人と人との触れ合い、そして、ちょっとした花壇、地域イベント、また、まちづくりに対していろいろとお話合いしていくNPO法人等々をコミュニケーションと指してもらっております。

 3番目に、ヒューマンスケールとは、歩行者が主役、車に依存しない、徒歩で便利、快適であること、すなわち、自転車及び歩行者の専用道路、オープンカフェ、ショーウインドー、散策路と申しております。

 そこで、「居心地がよく歩きたくなるまち」の実現に向けて、より具体的に質問させていただきます。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ああ、時間ね。はい。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 じゃ、質問だけ言って、それで。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 はい。

 令和2年に策定されたまちなか再生プランにおいて、伝統芸能である撞舞の執り行われている地域はどのような位置づけであるかお話しください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ただいまの答弁で、今までの龍ケ崎市まちなか再生プランの実行での課題の分析はもちろんのこと、市民の意見等々により4項目述べられましたね。反復させていただきます。まちの将来像、そして住みやすいまちづくりのための環境、歴史・文化や商店街など地域の特性を生かした魅力、多様な人々による活気ある交流や回遊、だから、ここにしかない魅力の形成と周知と位置づけられているところでありますね。

 なお、長期的には歴史・文化を感じられる町並みや景観の形成とのことです。とても力強い答弁をいただきました。これからのまちおこしの原動力になると思われます。

 それでは、実現に向けて次の質問に移ります。

 現在、全国でウォーカブル推進都市に登録している地方自治体数並びに茨城県で登録されている自治体名をお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 何と、全国では381都市が登録されている。また、茨城県では水戸市を筆頭に15の市町が登録されているというお話でございました。

 撞舞は国選択、県指定無形民俗文化財であります。鉛筆をちょっとなめていただければ、国・県とのプラットフォームへの参加になると私は思っています。

 私が聞くところによりますと、撞舞の話ですが、萩原市長が県議の時代に知事とこの県指定の無形民俗文化財のお話をされたとき、知事のほうが、市長のほうからもうちょっと早めにできないかなというお話をしている中で、原則論の話で、五、六年、数年かかりますよという話の中で私が聞いた中では、県議の時代にそれだったら例外があるんじゃないかというふうなお話になって、短期で文化財になったというのもちょっと私の耳に入っています。

 そういう撞舞でありますので、これからも、次の質問をしていきますけれどもよろしくお願いしたいと思います。

 この撞舞通りは、歴史と伝統はもちろんのこと、竜ヶ崎駅にも近く、市役所が目と鼻の先にあります。般若院をキーステーションとして「居心地よく歩きたくなるまちなか」、ウォーカブル推進事業に手を差し伸べていただきたいと思っています。

 続きまして、それでは、県外の各自治体で、まちなかウォーカブル推進事業の際立った事業内容をお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 いや、とてもいい案件を示していただきました。青森県むつ市の田名部まちなか地区の開発、面積何と40ヘクタールで、滞在快適性等向上区域(まちなかウォーカブル地域)26ヘクタールで、都市再生推進法人むつまちづくり株式会社と市の連携事業で、令和3年から始まり、令和6年度の計画期間で、全体事業費が約34億4,000万で成し遂げたと。都市再生整備計画(第11回変更)という形で、地方コンパクトシティという形で、このようにネットにも出ております。ぜひとも本当に、今すぐにでも視察に行きたい、そのような思いであります。

 はたまた、桜井駅南口エリアのまちづくり検討会の話でございますが、平成26年から始まって、その後、桜井駅南口エリア将来ビジョンが策定され、奈良県との連携でまちなかウォーカブル推進事業が進んでいるという話でございます。これまた、都市再生整備計画で出ております。

 そういう中で、次の質問に移ります。

 県内の各自治体のまちなかウォーカブル推進事業の具体的実例をお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 今、県内の境町と神栖市のお話がありました。境町に関しても、令和2年1月で都市再生整備計画がなされております。ちょっとチェックしましたら、都市再生整備計画事業として、何と287ヘクタールを境市街地地域として、まちなかウォーカブル区域を70.0ヘクタールと定めているようでございます。

 今回の事業の中で、ウォーカブル事業費は2億5,000万円の中で、コミュニティバス社会実験として4,000万計上されています。非常に近いところで、部長、お時間があったらまたちょっと視察に行きたいと、そのような形であります。

 続きまして、神栖市ですね。非常に工業団地で今経済的にも、なおかつ、今度は千葉県のほうからも雇用が生まれていて、人口バランスが非常にすばらしいところでございます。

 私自身も、もう今から10年前になりますけれども、地元から何度かネイバーフッド型ショッピングセンターを造りたいんだけれどもという形で地域調査もしました。そのとき、息栖神社も拝見しました。そういう中で、今お話があったように東国三社、鹿島神宮、香取神宮、息栖神社と、これから恐らく政治の中で広域のイベントが組まれていくんではないかと、ここも期待するところでございます。

 最後の質問になります。

 萩原市長、今までの質問内容でご理解賜ったと思いますけれども、撞舞通りのある根町は、城山の西に位置し、北には流通経済大学や県立竜ケ崎第一高等学校附属中学校があり、南には龍ケ崎中学校と消防・防災の愛宕神社があり、東には龍ケ崎小学校がある、まさしく文教地区でございます。歴史と伝統を持つ撞舞は、今日、毎年ほぼ7,000人から1万人もの人が集まり、堪能していただいている行事でございます。

 しかしながら、商店街は時の流れで、昭和30年代は30軒ほどもあった商店街が時代の流れで衰退してきました。般若院をキーステーションとして、撞舞通りを何とか再興したいということで、2年前から地元の有志が立ち上がっております。私から言うまでもなく、般若院のシダレザクラはNHKにも取り上げられる当市の名所でもあります。

 萩原市長、少子高齢化時代の先駆けとして、撞舞をはじめとして歴史や文化資源を活用し、「居心地よく歩きたくなるまちなか」の実現に向けてどのように取り組んでいただけますか、お答えを願います。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ありがとうございます、本当に。

 地域の皆さんも勇気づけられた市長の答弁だと思います。これから地域の皆さんは、やっぱり撞舞通りだけの皆さんの力だけでは先へなかなか進めない。そういう中で、これからやはり地域の皆さんと、また区長さんなんかも含め、なおかつ、今度は文教地区でありますもので流通経済大学とか、それから商工会とか、産業の人たちとか有識者とか、当然ながら行政の力を借りてフォーラムを開いていったりして、一つひとつ龍ケ崎のウォーカブル推進事業の先駆けになるように頑張っていきたいと思いますので、これからもなお一層のご支援を賜りたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 以上で私の一般質問を終了します。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

【令和6年 第3回9月定例会】

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