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大竹のぼる公式サイト

(大竹昇議員)

 市民の皆さん、議会の皆さん、こんにちは。

 このたびの一般質問は、新内閣の下で地方創生2.0が打ち出されました。今、何としても新しい時代の潮流に乗っていかなければなりません。当市においても、今こそスピード感を持って、Society5.0への推進が必要不可欠であります。当市の人口が2010年ピークに達したとき、訪日外国人客数は861万2,000人でした。それが、2024年には何と3,687万人で、4.28倍に膨れ上がりました。2025年3月現在では訪日外国人客数が約1,054万人来ております。円安の影響が大きいと思われますが、このまま推計すれば、本年は4,000万人を超えるのではないでしょうか。はたまた成田空港の国際空港化等もあるので、当市の新時代に地方創生2.0への施策はもちろんのこと、インバウンド観光への新時代まちづくりに邁進していただくことを願いまして、一般質問いたします。

 最初の質問は、「持続可能な社会形成に向けての龍ケ崎まちづくり」と題して、2010年と2025年の年少人口、生産年齢人口、老年人口の人数と比率についてお聞かせください。

 次からの質問は質問席から行います。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 今のご答弁で、当市の人口がピーク時の2010年は生産年齢人口数が5万3,149人、比率は67.0%、非常に力がみなぎっていると思っております。しかし、現在の生産年齢人口が4万4,089人、比率が59%に大幅にダウンしております。

 なお、生産年齢人口の差引きは約9,000人も減っております。15年の歳月で大変な労働力の低下であります。

 さて、老年人口に関して少し耳を傾けてください。

 2010年における日本は、総人口1億2,806万人で、65歳以上の高齢者が2,924万人、高齢化率が約22.8%でありました。超高齢化社会に突入しておりました。しかし、龍ケ崎は、ただいまの答弁で、総人口が7万9,309人、老年人口は1万4,920人ということで、高齢化率は18.8%という答弁でありました。高齢化社会の時代でございました。

 さて、本年はどうでしょう。2025年4月1日の日本の総人口は1億2,340万人、老年人口は3,620万人です。高齢化率29.3%です。当市はどうでしょう。15年の歳月を経て総人口が7万4,738人、老年人口は2万3,567人、高齢化率が31.5%であります。日本よりも高齢化率がアップしております。超高齢化社会に突入いたしました。

 この実態を鑑みると、大変恐ろしい状況であります。現況は、持続可能な龍ケ崎市に赤いランプが点灯していると私は思われます。

 そこで、この状況下におけるところの当市の現状と課題について、端的にお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 そうですよね。端的に申し上げれば、総人口の減少はGDPの減少であり、地域経済の縮小、また、社会の持続性の低下をもたらすと思っております。

 そこで、課題解決に向けて、次の質問に移ります。

 新たな地方創生2.0に向けての施策についてですが、まずは、地方創生2.0の基本的な考え方と当市の取組の方向性について。

 なお、加えて、地方創生に関連する国の交付金の活用状況についてお伺いいたします。よろしくお願い申し上げます。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ただいまの答弁、私からもコピーさせてもらいますけれども、地方創生1.0の反省を踏まえて、一つは、当市の資産・資源をしっかりと磨き上げて、若者・女性にも選ばれる、安心して働ける・暮らせるまちをつくりましょうというふうに思います。そして、二つ目は、過度な東京一極集中から、東京と地方との連携により関係人口の充実や交流のできるまちをつくりましょう。三つ目は、地域の資源・資産・伝統文化のフル活用したまちをつくりましょう。四つ目として、デジタル新技術の活用と地方経済の活性化をもくろむまちをつくりましょう。それから最後になりますけれども、五つ目として、地域で知恵を出し合う組織づくりができるまちをつくりましょうと国は要望しているんですが、これからも早急に地方創生2.0に向かって、すばらしい企画を立ち上げ、より多くの交付金を頂ける施策を構築していただくことを強く要望いたします。

 続きまして、社会情勢の変化に向けたインバウンド観光ですが、当市におけるインバウンド観光への考え方、ローカルでインバウンド観光の実例、または食・農等でのまちおこしの実例を二、三挙げていただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ありがとうございました。

 大分県の宇佐市ですか、その安心院町の実例を聞かせていただきました。非常に楽しく生き生きとしている感じがしました。日本人の心を各農家が1日1組の接客、とてもすばらしいことでございます。また、岐阜県高山市のお話も聞かせていただきました。今のお話を聞かせてもらうと、私、龍ケ崎市の長峰の出城のある丘を思い出しております。一望すると、下総の国がしっかりと見渡せ、そして田園風景の中に朝日の美しさ、夕日の沈む情景などを今思い出させていただきました。

 当市には、先ほどの話の中で飛騨牛とか地酒は今ありませんが、以前にも市長にお願いしましたけれども、どぶろく特区を取ってくださいとお願いしました。やはりおもてなしのお酒も必要だと思っております。日本の為替円安も踏まえ、冒頭に申しましたが、訪日外国人旅行者数は増加しております。これからも外国人には日本の物価の安さはかなり魅力のあるものであり、はたまた成田空港から茨城県で一番近い龍ケ崎市に観光資源、先ほどのご答弁の中でシダレザクラ、そして撞舞、龍ケ崎森林公園のアドベンチャーバレー龍ケ崎、はたまた牛久沼のうな丼の発祥地と、心強い答弁をいただきました。一日も早くインバウンド観光のほうにアクションを起こしていただきたいと思います。

 さて、次の質問に移ります。

 遠い将来を見据えての当市のまちづくりは、平野部と丘陵部で成り立っている地形の中で、現在の住居の在り方や水稲の在り方では水害に弱い町並みと思われますので、水害に強いまちづくりはどのように考えているかお聞かせ願います。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ただいまの答弁で、「過去の水害を経験している中で、地球温暖化等の影響により想定をはるかに超えた大雨が降る可能性がないとは言い切れないと思いますが、現状では想定をはるかに超えた大規模降雨でも、行政施設が機能停止となるような可能性は低い」との答弁内容でありました。県の施設が松葉小学校に移転を望んだ、この事実を市民に理解できるような科学的根拠を整理していただくことをここで強く要望して、次の質問に移ります。

 当市の未来に向けたまちづくりに地方創生2.0が目指す産官学金労言士のプロジェクトチームをつくるべきと考えるが、その見解をお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ただいまの答弁で、当市の産官学金労言士の知恵を出し合い、共に行動していく重要性を語っていただきました。ありがとうございました。

 当市は、東京に近い立地特性を有していますので、当然ながら民間企業から開発事業の提案がある時代背景に今あると思っています。そういう中で、いつでも対応できる地方創生2.0対応のプロジェクトチームを強く要望して、次の質問に移ります。

 「自然を取り戻そう、牛久沼」と題して、まずはここ5年間の牛久沼水質データをお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ただいまの答弁で、COD値75%でのお答えをいただきました。令和元年度8.7ミリグラム・パー・リットルより令和5年度9.9ミリグラム・パー・リットルで、1.2ミリグラム・パー・リットル上がっています。残念でなりません。浄化対策の抜本的な見直しを強く要望したいと思っております。

 そういう中で、次の質問に移ります。

 田んぼから地球温暖化係数の高いメタンが発生している原因についてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 田の土壌にメタンを作るメタン生成菌が存在し、そのメタン菌が、田に水を張り土壌に酸素が少ない状況や、土壌中の稲わらなどを原料とした有機物を分解して、メタンが発生するとの答弁でございました。ということは、その解決方法として酸素を送り込めばいいという答えになるというような感じをしています。地球温暖化に一役買うべき暗渠設備や、メタンは化学的記号でいうとCH4であります。この化学分解をすることで、そのメタンを削除することができると思います。現に、龍ケ崎の自然農法をしているところは、このメタンガスが多い水田にお酢系統ですね、ちょっと私も、物を混ぜるとその化学反応が起きて、そのCO2と酸素になるというようなお話も聞いているんで、ぜひとも関係の学者とそのようなお力を借りて、しっかりとメタンガス発生を抑えていく方法を考えていただきたいと思っております。強く要望いたしまして、次の質問に移ります。

 特定外来生物「ナガエツルノゲイトウ」発生への対処方法についてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 私も昨年、千葉県の手賀沼を視察してきました。また、千葉県の県議の話だと、千葉県では7億円をかけて、そのナガエツルノゲイトウの対策に入っているとお聞きしました。先ほど答弁の中で、萩原市長はじめ3首長と地元代議士を紹介人として、環境大臣、農林大臣に防除技術の開発及び効果的な防除措置のみならず、財源確保についての要望をしてきたという話を聞きまして、ちょっと胸をなでおろしております。萩原市長、スピード感を持ってよろしくお願い申し上げます。

 続きまして、おかずのいらない米を作るための田んぼと農業用水の関係についてお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 ぜひとも隣の河内町では、おかずの要らない米ということで宮内庁のほうに贈呈していますね。聞くところによると、コシヒカリをほろって、その中の大きな粒、これを宮内庁に持っていくと。1俵当たり大体民間の相場だと6万円ぐらいするというような話も聞いております。そういう中で、当市もしっかりしたお米を、またおいしいお米を作っていただく、そのような農水の管理とか、それから酸素を吸入するのにはどうしたらいいかとか、龍ケ崎でも農業の中で非常に先取りをしている農家もあると思いますので、その辺のテクニックをしっかり整理してもらって、この龍ケ崎のお米も場合によっては宮内庁に持っていけるような、おかずの要らない米、これをしっかり作っていただきたいと思います。

 そういう中で、次の質問に移ります。

 泳げる牛久沼について質問するに当たって、牛久沼が持つ豊かな自然環境と生物多様性を保全していく上で、水質改善は重要な課題であります。牛久沼改善に向けて現在どのような取組を行っているかお聞かせください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 冒頭の質問で、ここ5年間を経ても水質がいい方向に改善されていません。また、牛久沼流域水質浄化対策協議会や県や流域自治体の皆さんのご協力も、アカミミガメの繁殖のほうが捕獲数より勝っているというお話を今聞かせていただきました。ほかの手段で水質浄化することを考えなければならないと思います。

 私は、ヘドロをしゅんせつすることが近道と思います。一日も早く、どのくらいの費用がかかるか、その辺の積算、また沼の中を観察できるような超ミニ水族館の積算などをしていただくことを要望いたします。

 最後に、環境問題を主としたサブタイトルとして生物多様性の沼を実現するプロジェクトチームを、できれば保健所跡地につくっていただいて、しっかり学者等と牛久沼の除染をしっかりするような協議をしていただく、また龍ケ崎全体の環境問題を語っていただく、そのような形の将来が見えるプロジェクトをつくっていただくことを強く強く要望しまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

【令和7年 第1回6月定例会】

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