(大竹昇議員)
皆さん、改めてこんにちは。 市民の皆さんの傍聴が私にとっても非常に励みになります。今後ともひとつよろしくお願いします。
今日は、前回も申しましたが、庁舎に入りまして、前月比人口が38人増加しています。非常にすばらしいことではないかと思っております。
通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。
私から言うまでもなく、今、日本の経済状況は大変な状況にあります。円高で70円後半、そのような形になっております。株価におきましては、昨日8,590円57銭ということで、年初来の安値の状況でございます。そういう中で、今、政府といたしましても消費税の問題、それから、復興税、はたまた地方税、そして電気料、東京電力も15%ほど上げようかというような非常に大変な時期でございます。
当龍ケ崎におきましては、言葉に語弊があると思いますけれども、ごみ有料化に伴うごみ税、このようなことで果たしていいのかなと、非常に心痛んでおる次第でございます。経済、本当にこれからマイナス成長が続く、このような中でしっかりと市民の皆さんと、そして行政と議会が本気になっていかないと、なかなか地方の再生がないというような状況であります。
今日は中山市長にご質問するに当たりまして、中山市長が市長選におきましての夢と共感の信念で今こそ変えるとき、「チェンジ」とうたわれました。その中で当選されたと私は思っております。この龍ケ崎市におきましても、この「チェンジ」のテーマをしっかり抱いていかなければならないと私自身も思っております。
そういう中で、中山市長はしっかりと龍ケ崎を見つめながら、昨年の11月27日、28日と2日間にわたりまして地域再生に向かっての財政面での立てなおしの一環として、事業仕分けを行っていただきました。この件につきまして、これから質問させていただきます。
そういう中で、事業仕分けについての1番目の質問は、仕分けの結果について、あらかじめどのように対処するかを決めていたかということでご質問させていただきまして、質問席にてこれからさせていただきます。よろしくお願いします。失礼いたしました。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
市長は「事業仕分けの実施に当たって、これまでの行財政改革を進めてきている中で、事業の評価や見直しにも取り組んできておりますが、市民の理解や納得が得られず、思い切った見直しができないケースもあった」と述べられています。そのような中で、今、部長のほうからお話ありましたけれども、そういう中で特に市民の理解という中でお話がありましたけれども、その中での結果が私が見ると、どうも判定を原則的に100%受けてはいないように思われるんで、その辺のことについてご見解をお願いしたいと思います。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございます。今、仕分け人と市民の皆さんとの中で五つの「不要」というお話が出た中で、三つは不要にしたけれども、あとはしませんでしたという、それは市のほうの見解でという話ししましたけれども、その中で私自身もちょっと腑に落ちない点がたくさんありますもので、その中で一つ、今日も6月22日に中山市長のほうからごみ減量化に伴うところのごみの有料化という話が出ておりますもので、その中で生ごみ処理機購入補助事業が70万円、これがカットされております。その明快な理由を聞かせていただきたいと思うんですけれども、よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
私の質問内容が一見矛盾しているように思われると思いますけれども、実はそうではないと思うんですよ。その先ほど20年間経過したってお話ししていますけれども、先ほど大野議員からもありましたように、ごみを堆肥化する、場合によって、また土にかえるというのが、市長が申されている循環型社会でありまして、そのごみ減量作戦の一つの戦略を失うということは、非常に厳しく、また胸の痛い話だと私は思っております。ですから、その本当に追求、どこまでしたのか、またその費用対効果はどうあるのか、この辺について聞かせていただきたいと思います。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
22年度の龍ケ崎市事業仕分け結果報告書を読ませていただきますと、200万ほどの減量的な効果を上げてますよと書いてありますよ。ですから、その費用対効果からすれば70万補助金を出しても200万ほどごみの減量化がなされているならば、もっともっと情宣活動なりPRなりしっかりやってくるならば、これこそ市民の皆さんが本当に生ごみを堆肥化することによって合理化できるという論理が成り立つ。場合によっては、龍ケ崎の3万世帯の人たちがそれを全部やれば、場合によっては、そのごみ焼却炉がなくてもいいという結果が出るというような話にもならざるを得ないというような、そういう大事なごみ戦略を市のほうが自ら捨てるということは、非常に私にとっては胸が痛い話でございます。
これから次、段ボールのそういう面でごみ減量化が始まるといいますけれども、本当にその先行きどのような形で市民の皆さんにアピールし、生ごみを減量していくかという自分たちの一つの執行部としての計画性、またそれに対して実行性、そして将来の目標、こういうものをしっかりと努めていただきたいことを、ここでお願いしまして次に入らせていただきます。
市民の皆さんが、また仕分けの皆さんが「不要」として出ました、松葉地区におきましてのサロンのことでございます。これが今回行政のほうからの話では「要改善」の中で、また取り残されたということで、この辺についてお話を聞かせてください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ということは、松葉地区の皆さんは要介護とか介護に対しての人口比率の中で生きがいと、なおかつ予防医学をしているので少ないという話というふうにとってよろしいんでしょうか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
予防医学的なものとか、生きがいとか、その居場所づくりということが、その地区だけ特定的にあるならば、旧まちにおきましては高齢化率がもっと高い状況でございます。まして砂町等々におきましては、集会所が地震のために今ないような、そんな状況でございます。それであるならば、高齢化対策の一つとして考えていくならば、各地区につくっていくような積極的なところに入っていただきたいとは思うんですけれども、その辺いかがなものでしょうか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
事業仕分けの中で民間のお話が出ましたもんで、事業仕分けの内容の中に一つお伺いしたいと思うんですけれども、まいんに関しまして、大多数の人たちが民間であるべきだという話で終わっております。そういう中で、なおかつ民間に任せるのではなくて、なおかつ継続していくということについて、まいんが継続することによって商店街通りにおきましての開店のお店がたくさん増えているとか、いや、閉店しているとか、いろいろあると思いますけれども、その辺の実態をお話を聞かせていただきたいと思います。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
インターネットカフェが民間レベルではニュータウンでサイベックスが閉店し、また、この龍ケ崎市役所前のインターネットカフェも閉店したという形で、本来ならば民間でやるとならば民間活力を増していくことによって龍ケ崎の財政のほうにもプラスになっていくわけでありまして、その辺を十二分に考慮しながらという今、お話だと思いますけれども、直ちに民間に移行していくような手段として、先ほど商工会のほうに運営をこれからもやっていただくような、逆に言えば教示的なものの考え方を隔てていくというお話をいただきましたけれども、民間でやっていただけるものは民間でやっていただける、その過程の中で教示的な形で商工会がやっていただけるならば、時間軸をしっかり決めて民間に移動するにはどのような形の時間軸で移動していくのかとか、その辺のことをもし差し支えなければお話し願いたいと思います。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございました。しっかりと民意を酌み取ってよろしくお願いします。
事業仕分けについて、最後の質問になりますが、今回40事業のうち、1億円以上の事業を除いて35事業の仕分け前の事業費が6億4,483万1,000円に対して、仕分け後の事業費が6億2,166万6,000円となり、2,316万5,000円の差額で、基本的に3.59%しか減額できなかったという結果です。
また、ちなみに1億円以上の仕分け対象事業が11.469%の減にはなりましたけれども、その中で公共下水道整備事業を抜くと4.283%で、大きなこれだけ大がかりにした事業仕分けの中で、余りにもその事業仕分けの結果が1けたのパーセントしか削減できなかったというのは、非常に心苦しいと思います。10月から再度、事業仕分けをするというお話でございますが、私から思いますと、その事業仕分けは先ほども申したように、税金の使い方を見直す仕事でありますから、これは本来議会の役目でもあると思っております。というのは、市民は公共サービスの低下はほとんど好まないんではないかと思うんで、次年度からは議会にこの役を務めさせていただいて、当然行政と議会の健全なる緊張関係を生み出し、そして最大の費用対効果を生み出す、そのような形で中山市長、ぜひともこの事業仕分けは議会にお任せしていただければ幸いだと思いますけれども、事業仕分けに対しての最後の質問でございます。ご答弁よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございました。
続きまして、ごみ処理についてご質問させていただきます。
中山市長より6月22日の議会最終日に、ごみ減量化に伴う生ごみ有料化の説明がなされました。また、地域においての第6次総合計画におきましても、環境対策の一つとして新エネルギーソーラーシステムの構築にも、このごみ有料化の必要性があるというお話も聞いております。
時間的に私が調べた結果では、このごみ有料化に伴う経過としまして、2006年2月に龍ケ崎市廃棄物減量等推進審議会に諮問され、11月におきまして循環型社会の形成に向けて家庭系ごみ有料化によるごみ減量の推進に対して、しっかりと答申をいただいている内容でありました。しかしながら、2007年3月の議会において、このごみ有料化に反対する請願・陳情が審議され、採択されたというのが事実でございます。
昨日、伊藤議員の質問に対して、中山市長のほうから江戸時代から昭和の高度成長のお話もお伺いしました。市長は、循環型社会並びに環境問題に深い見識をお持ちでございます。そういう中で何ゆえにごみ有料化、すなわちごみ処理費値上げなのか、私自身理解に苦しんでおります。
その中で、「くりーんプラザ・龍」の、一つは、焼却設備の基本的な運転の手順について市側の部署はどこまで認識しているのか、この件に関してお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
循環型社会ということを、ごみ処理場のほうで考えているならば、市の言っている4Rの中で、当然循環していくシステムを考えておると思いますけれども、その中で先ほど部長からお話し出ました、熱も発生熱利用の回収ですね、サーマルこれについてお話を願えれば幸いです。
答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
先ほど大野議員のほうからもお話しあったように、ごみが減量されると当然市民の方は「くりーんプラザ・龍」のほうの運営コストも下がっていくという相関関係が生まれてくるんではないかと思っている。私もそう思っておりました。しかしながら、先ほども大野議員がご質問した中でも、ごみが、生ごみの燃す量が減っても運営管理コストが下がらないということはどういうことなのかということで、私自身深く疑問を持つわけでございます。その辺のことをお教え願えれば幸いだと思います。よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
今のご答弁で皆さんもおわかりだと思いますけれども、ごみの減量することによって焼却炉における運営コストが下がらない。強いて言えば、化石燃料を燃やし続けていかないと、幾らごみ減量しても結果的には効果が出ない。その中で財政的にプラスになるのは、あくまでも龍ケ崎のごみが減れば河内、利根町、龍ケ崎の広域におけるルール、その中での60%の実分配の中で下がっていくんだという話しか、財政面ではいかないという話かと思います。非常に、では、龍ケ崎がごみが減らせば河内のほうが今度は負担金が上がる、利根町が上がるという形で、基本的には広域でやっていく意味がなくなっていくというような論理が成り立っていくので、私から申すならば、先ほど大野議員が申しておるように、ごみを燃すという行為自体、これが循環型社会でいいんだろうかということに、やはりしっかりと着目しなければならないんではないかと思っております。当然その中では、ごみの仕分けもその考え方によっては変わるわけでございますので、今の状況で進めていくならば、いつまでたってもごみの有料化、ごみの値上げをどんどん上げていっても最終的には運営コストが下がらない。17年から21年度の中でも18億5,000万が18年度に市町の中での負担金でありますし、21年におきましては20億8,000万ほどの負担金になっております。17年から21年にかけましては、18年がごみが3万5,000トンということで多くなっていますけれども、1,000トンずつ下がっている状況で、ごみが減量されても運営管理コストが下がらないと、これを抜本的に直していくのには、ごみを燃す焼却をしていくという考え方ではなく、あくまでも循環型社会の中で中山市長が申していましたように、私たちの小さなときにはごみというものは土にかえしていったという中でありますもんで、抜本的にごみ対策に対して考えていってほしいと思います。ごみを堆肥化したり土にかえすことによりまして、最終処分場のほうも、今の状態だと20年といいますけれども、それこそ40年、50年ともっていくんではないかと思います。26年におきまして、その更新するという形でありますので、今の中では市民に対しての負担がますます増大させていくので、抜本的にごみ対策を考えなければならないと私は思うので、ぜひともこの際、専門家を入れたプロジェクトチームを編成することが望ましいと思いますので、市長に最後の答弁、お願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございました。
まさに市長が申します循環型社会をしっかりと築いていかなければ、当然ながらその子どもたちにこの豊かな自然を残すわけにいきません。本来ならば中山市長のほうから、全くごみを燃さない龍ケ崎というお答えがいただければ、こんな幸いなことはないとは思っているんですけれども、暫時専門家とよく相談し、時によっては、場合によっては、プロジェクトチームを恐らくつくっていただけると思いますけれども、そういう中で循環型社会を目指すという強いお言葉をいただきましたので、ありがとうございます。
続きまして、第6次総合計画についてご質問させていただきます。
(仮称)「ふるさと龍ケ崎戦略プラン」、一つ、改革策定の指針に、一つは「自治体を取り巻く環境の変化、すなわち地方分権の到来、そして社会情勢の急激な変化、すなわち世界的経済不況と深刻化する環境問題が柱になる」と書かれていますが、私もこれは同感だと思います。大体総合計画そのものは総花的になるのが、私自身は当たり前だと思っています。ただ、その中にきらりと光る龍ケ崎理念が浮き彫りに出されていると、計画を立てるのに当たって、その理念のもと、長期、中期、短期プランを立て、連続関連性、継続性が明日の龍ケ崎をつくり出すものと私は信じております。
それでは、最初に、第5次総合計画にかわって新たに市民の直接参加を得て第6次総合計画を検討されていますが、どこにその目的がありますかというご質問にお答えください。よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございます。
本当に市民とともに歩む第6次総合計画というご努力、13区におきましての市民との話、また昨年11月におきましては市民のフォーラムをやる。しかしながら、その3月11日に東日本大震災がありましたので、また、放射能が今、問題になっているわけで、この辺を踏まえると市民のまちづくりに対しての考え方、また都市間競争におけるところの認識、そういう形になると、近隣の市はどのような形で今後、人口増対策を考えているかとか、そういうところのバックデータが市民に少ないんじゃないかなと、情報として、ですから、時間がかなり過ぎておる状況でありますけれども、もう一度、そこを市民の皆さんとその辺を踏まえて大事な総合計画でございますので、お話ししていただければ幸いかなと思っております。
ただ、その当市におきましては、総合計画策定審議会、また行政経営評価委員会という上位になる審議会がありますので、この辺のところの位置付けをしっかりご説明願えると、先ほどの市民参加における組織との兼ね合いというものが見えてくるので、お話をお伺いしたいと思います。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
次に、質問しようと思ったんですけれども、総合計画策定審議会と、その行政経営評議委員会というのが、そういう面では私からすれば上位の、車でいえば両輪であるというふうに解釈しておる次第でございます。そういう中で、今、川村部長のほうからお話しありましたけれども、もう少し密な連絡というのか、密なご報告とか、会議をなされていただきたいと私は思っておるんです。この第6次総合計画、読ませていただくと、だんだん確かに確信に触れ、なおかつ実現性のあるプランにはなっておるんですけれども、ややもすると、その5カ年計画の中で今までの公共を担っていってしまう場合にはあるんではないか、新しい公共のもとではないんではないかというところに私自身が危惧しますので、上位にある両審議会が中山市長のもとにしっかり話し合っていただき、そして、しっかりした骨格をつくっていただきたいと思っております。
以上、第6次総合計画ふるさと龍ケ崎プランについてご質問させていただきました。
これをもちまして、私の質問を終わらせていただきます。本当にありがとうございました。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
【平成23年 第3回 9月定例会】