(大竹昇議員)
皆さん、改めてこんにちは。傍聴にお越しの皆さん、龍ケ崎市議会は、どんどん議会の活性化が進んでおります。皆さんもご存じのように、議案の賛否の公開ももちろんなされました。そして、議会活性化に向けて研究会も発足することになりました。どうか市民の皆さん、これからもたくさんのお友達にお声をかけて参集願えれば幸いだと思います。よろしくお願い申し上げます。
それでは、通告に従いまして一般質問させていただきます。
今回の一般質問の一つ目は、前回の質問である龍ケ崎市コンパクトシティ化についての延長線上として、龍ケ崎市の玄関口である佐貫駅ロータリー周辺の再開発についてと、二つ目は、東日本大震災による福島原発避難者受け入れ条例化について質問させていただきます。
前回の23年度第4回定例会一般質問の中で、中山市長のほうから「佐貫市街地は、市の玄関口としても特性を活かし、交通結束点としての機能強化を図るとともに、長年の懸案である駅前空間の魅力づけに着目した環境整備を図りたい」と強くお答えをいただきました。そういう中で質問させていただきます。
佐貫ロータリー周辺の界隈性や利便性を考慮した具体的な駅前空間の魅力づけについてご説明をお願いいたします。
これからの質問は、質問席にて行います。よろしくお願い申し上げます。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございました。
ますます東京駅に近くなるということで、龍ケ崎の佐貫駅、また龍ケ崎市が着目される、そのような時期であると私は思います。そういう中で、早急に行動計画並びに事業計画を進めていかないと間に合わないんではないかと思います。
また、その私自身が、その理由としては、当市においての高齢化率でございます。南東地区におきましてはもう33%、また旧市内におきましては23%というような状況でございます。
私が調べた中で独立行政法人科学技術振興機構社会技術研究開発センターによりますと、2055年には老年人口、65歳以上ですね。それに対して1人当たりの生産年齢人口が1.26人になると推計されております。今現在は3.8人でございます。その中で、高校生人口を除くと、これまた驚くなかれ0.8人になるという推測がされているわけでございます。2055年におきましては、老年人口と生産年齢人口の比率が1対0.8人になるという恐ろしい超々高齢化の社会を迎えるわけでございます。そういう中で生産年齢人口増加策の一環でありますところの高齢者移住化を考慮した都市構造のコンパクト化を急がなければならないと思っております。
前回の質問でも明らかに、その龍ケ崎市における生産年齢人口の伸び率が高い地区は、北東に位置する龍ヶ岡地区でございます。龍ヶ岡の都市構造を考察するならば、今までの公共機関を最優先にした佐貫駅東口のロータリーは、昨今の自家用車の普及や同時に低燃費の車の傾向化によりまして、どんどん佐貫の停車場のほうに自家用車が参っている次第でございます。ロータリーのあり方は、交通整理を目的としているわけでございますので、その交通整理のあり方を考えていかなければならないと私は思っております。この点を考慮していただき、佐貫再開発とともに同時にロータリーの見直しをお願いしたいと思います。ご答弁よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
どうもありがとうございました。
佐貫東口ロータリー、何とかしっかりと社会情勢に基づいて見直しをしてきていただいているわけでございますが、先ほども申したように、龍ケ崎の場合に、今、若い世代の人口が伸びているのは白羽、そちらのほうに伸びております。皆さんマイカー族でございます。そういう中でロータリーの機能を今のお話だとJR常磐線の佐貫駅の考え方を市民の皆さんとともにお話ししていって、なおかつ東口ロータリーのほうも、その中で見直しをしていただけるというようなお話をいただきましたので、私自身もほっとしている次第でございます。今後ともよろしくお願いします。
続きまして、次なる質問に移らせていただきます。
龍ケ崎における原発避難者受け入れ条例化についててですが、東日本大震災及び福島第一原発から、ほぼ1年がたちました。平成24年2月23日付けの茨城新聞です。「安全の羅針盤」というタイトルで書かれております。その中で主題が「帰りたい。帰れない。」という見出しの記事で掲載されているわけでございます。
少しその内容をお話しさせていただきますと、大熊町では、国の除染モデル実証事業が続けられておりまして、「将来的に大熊に戻るというのが基本的考えである」と書いてあります。しかしながら、町民の方からは「帰れるわけがないじゃないか。除染といっても何十年もかかるだろうし、子どもを危険にさらすなんて考えられない」と申しております。また、仮設住宅の自治会長は「若者は、帰ろうなんて言わない。高齢者だって『帰りたい』と口にはするけれども、みんな本心では無理だよと思っているよ」と語っております。自治会長が再度、この記事の中でお話ししているのは、「先の見えないのが一番つらい。いっそのこと、故郷を捨ててくれと言われたほうが楽だよ」ともおっしゃっているのが現況でございます。このように避難者はいら立ちが募るばかりでございます。
また、大熊町と同じく5号機と6号機を設置している双葉町も同じ思いだと思います。双葉町を少しご紹介しますと、原発の設置以前は第1次産業が36.6%、1990年の設置後、総就業人口3,915人のうち第1次産業就業者は15.0%減少したと言われております。兼業農家は1戸当たり水田1.1ヘクタール程度であり、皆さん農機具を完全に装備していると言われております。
そこで質問でございます。私たち龍ケ崎市が昭和56年8月23日台風15号による翌日未明、利根川水位上昇に伴って、支川小貝川の左岸、利根川合流点より5キロにおいて破堤し、龍ケ崎市において浸水の被害が発生しました。そのときの全国からの支援の状況を教えてください。また、あわせて龍ケ崎市の休耕田や畑を地区別にお教え願いたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
どうもありがとうございました。
今のご答弁の中で、全国からのその龍ケ崎市の災害におきましてのときには350件、5,300万円もご支援を願ったわけでございます。
また、休耕田においても龍ケ崎地区には23.3ヘクタール田んぼが休耕されているというお話も聞かせていただきました。
そういう中で、今現在におきましての原発避難者状況と支援体制についてお話を願いたいと思います。よろしくお願い申し上げます
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございました。
52世帯、98名の方々がこの龍ケ崎市に避難者として在宅なさっているというお話いただきました。
私は、最後のご質問になりますけれども、中山市長にお願いごとがございます。田園文化都市龍ケ崎として、また、中山市長の愛郷無限という信条を持ちまして、「帰りたい。帰れない。」原発設置されているまちの、特に農業に従事している町民の方々を受け入れる条例をつくってはいただけないだろうかということで、最後の質問にかえさせていただきます。ご答弁よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。