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大竹のぼる公式サイト

(大竹昇議員)

 皆さん、改めて、こんにちは。

 皆さんもご存じのように、東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まりました。誠に喜ばしい限りでございます。しかし、このIOCの決定には、一方において全ての国の人々の安心・安全、そして、地球の環境をテーマとしている日本が、この機会に、さらなる科学や建設・工作技術や経済の発展、そして、福島原発をはじめ、世界に影響を与える環境問題への対策に日本が主導的な役割を果たすことを暗に求めているものと私は感じました。

 さて、中山市長のスローガン「人が元気 まちも元気 自慢したくなるふるさと龍ケ崎」すなわち田園文化都市龍ケ崎の構築に、少しでもお役に立ちたく質問させていただきます。

 当市におきまして、自治基本条例の制定は最上位計画に謳われているているもので、なぜ、誰のために、何のために自治基本条例が必要なのか。また、今日の人口減、税収減の龍ケ崎市の現状を見ながら質問させていただきます。

 当市の都市構造は4極を成しておりますが、それぞれの地区が龍ケ崎市への相互的相乗効果をもたらしているならば、今日の人口減、税収減にはならないと思われます。現社会において、龍ケ崎市にコア、核がないから今日を物語っております。持続可能な龍ケ崎を構築すべくビジョンがない中で、新たな商業集積開発に手を染めていくことが本当によいものか、私は甚だ疑問でございます。

 このたびの質問は、市民の皆様も議会も行政もが、足元を見詰め、龍ケ崎市民の考える自治の主体とは何なのかを確認したいと思います。そういう意味では、今、住民自治の再確認が大切な時期であり、龍ケ崎市がこれからの成長をどこに求めるか。新産業の育成と新しい価値観により、まちの構造、田園都市の考え方など、見直しが必要不可欠と思われます。

 よって、今回、一つ目の質問は、自治基本条例について、二つ目は、竜ヶ崎駅北地区開発エリアについて。

 それでは、中山市長に、自治とはどのように解釈しているかをお尋ねいたします。

 次の質問は質問席にて行います。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 本当に基本的なところからご質問しました。まさに、中山市長が言っている市民主体の自治、そういう中で自治基本条例を制定していきたいとお言葉をいただきました。まさに私はそのとおりだと思います。

 しかしながら、今、龍ケ崎市の自治基本条例の制定に向けての流れは、市長が采配されている団体自治、主権在民と言われる市民から見た自治のあり方、この条例を制定しようというときに、私たち議会もそれぞれが問われているということを私自身も自覚しています。

 中山市長もそう仰っておりますが、私は市長のご認識と行政の担当官との認識がずれているように、私は感じております。

 市長、行政の長として、市民の立場に立って、市民の主権がどこで発揮できるのかをお答えいただければ幸いだと思います。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 まさに、その通りでございますけれども、私が感じ取っている内容と非常に今の行動範囲が違うと私は感じているので、そういう中で一つ一つ丁寧に中山市長のほうからご答弁をもらっているわけでございます。

 市長が申しますように、私も市民が主権者として、基本とすることが一番大切だと思っております。そして、その形として、議会で私自身もこのように質問させていただいておるわけでございます。

 住民の自治は多様なのです。市政に積極的に参加するということだけではありません。基本的に市政を含めて、どのような立場をとろうとも、住民自治は自由なのです。市政の進み方に対し、賛否両論があって、その大方の賛同をどのように成就させるか、そして、事業やプログラムがいかに公共の福祉に合致しているかが鍵なのです。行政が市民のためを思って、一生懸命に知恵と汗をかいている結果が財政改革や少子高齢化、そして、安心・安全の欠如となってはならないと思っております。真に市民の求めている公共の福祉がどういうものなのか、そして、それが適切なコストで成立する事業なのか、議会とともに考えなければなりません。

 もう一つ注意しなければならないのは、「公共の福祉」という表現で、実際的な効果や有益な事業として内容が伴わなければ意味がなく、公共の福祉だからと正当化する全てが妥当と考えること自体が時には間違いのもとになるのではないでしょうか。議会もそういう意味で、今まで以上に私自身も真剣に討論していきたいと思っております。なぜなら、今になって、公共施設の再編問題が重要なテーマに当市ではなっております。表れております。財源上もそうですが、少子化もあって、その必要規模が減少していることも考えなければなりません。このような減少をどのように想定し、行政は先手を打ってきたのでしょうか。急に少子高齢化が出現したのではないですのから、当然読み込んでいる必要があったのです。想定外で済む話ではないと思っております。このことについて説明をいただくとともに、自治基本条例を制定したいという、このことについて質問いたします。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 地方自治法に述べられているように、簡単に申しますと、団体自治には地域の課題を公益的に処理し、必要な事務事業の集約化と機能分担を図ることで財政支出を過度に増やさぬよう、連携、協調、共同などの方向に向かうことで住民主体による取り組みが生まれる可能性があると団体自治を申されております。また、市長が仰っているように、自治とは、自らの考えで、自ら責任を持って行動すること。小さな単位を尊重、優先する住民自治は地方自治の本質であり、行政サービスの提供を求める団体自治は住民自治を実現する手段だと、このようにも解釈されていると思います。

 そういう中で、先ほど市長のほうから最上位計画である、ふるさと戦略プラン、ここにのせてあるのだよと、行政が業務に責任を持って行う計画が私は最上位計画と思っております。市民主権を、大切にするならば、自治基本条例は中山市長が日頃から仰っている、市民の市民による市民のための自治基本条例でなければなりません。全くその最上位計画とは違うとは言いませんが、一線を駕して考えていかなければならないと私は思っております。

 そういう中で、市民が主役というところの物の考え方が足らないのではないかと、そのようなことを感じますもんで、市民が主役であり、主体にもかかわらず、どうして議会と行政と市民とがスタートから分離して検討に入ったのか、この辺をお聞かせ願えば幸いでございます。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 なぜか、その形ばっかりが捉われているような、そのような形を今の答弁の中で私は受け取ります。なぜ自治基本条例が必要なのかというところの、なぜ市民が主体なのかというところの強い思いを聞かせていただければよかったんのですけれども、そのような感じは受けません。ただ、これから市民を中心とした議会、行政の議論のプロセスの中で、初めて龍ケ崎の自治基本条例の形をつくっていくというところは見えたので、よろしかったと思います。

 自治基本条例の制定のそもそもの理由は、今までの体制では、これから先、もっと財政難になり、第2の夕張になりかねない。体制のチェンジを意味するものだと私は思っております。市民中心による新しいまちづくり、すなわち新しい公共をつくるための基本条例でなければならないと思っております。なぜ、市民の目線の自治基本条例の制定が理想であるにもかかわらず、どうして市民目線の自治基本条例を排除したか、その理由を聞かせていただきたいと思います。直井部長、よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 私の質問が悪いので、恐らく、私が言いたいのは、もっともっと住民自治というものをしっかりと大切にしなければならないし、各住民自治がどの位置にあって、今どのような状況であるかということを行政がしっかり把握していかなければならない、そういうことを私は言わんとして質問しておるのですけれども、そういう中で、次の質問に移らせていただきますけれども、市民の意見交換をどのように評価しているか、意見交換会では、ほんの一部の地域だけが出席者が多く、闊達な意見も出ましたが、ほかの地域は全く参加者も少なく、低調であったことを私自身も傍聴しております。

 また、盛況だった地域の大勢の意見は、大勢の意見は、根本的な基本条例の意味すら説明不十分であり、制定スケジュールを見ても市民検討会の議事録を見ても、十分な議論がなされてなく、拙速という評価でした。

 直井部長としては、どのように考えていられるか、その辺をお聞かせ願えれば幸いです。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

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(大竹昇議員)

 主権在民の憲法上、住民が保障されている中で、市民の検討委員会が設けたことが市民の代弁者であるようなことを言っていますけれども、市民検討委員会の議事録を読ませてもらうと、そのときに、なぜ基本条例をつくるのだということに対してのお話が煮詰まっておりません。また、まちづくりって、どういう定義ですか、これも議論されていません。全てお話しだけで確立もしていません。その結果、骨子が行政の手によって出来上がっていく、これは逆に言えば市民不在ですよ。そういうことを私は言っておるのです。そして、行政のほうの会議の顛末報告書がありますけれども、議事録はありません。市民の皆さんが会議を一生懸命語っている、その議事録もない。どういうことですか。私には不可解でなりません。

 そういう中で、先ほども冒頭に申し上げましたけれども、市長の思いとスタッフの思いが、かなりずれているのではないかと私はそう思い、この市民会議のやってきた内容、それから、地域の皆さんとお話ししてきた内容、市長からもご答弁をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 この骨子案が市長ね、これは市民の声じゃないですよ、実際、だから、この骨子案をもとに何回話していって、それがどうのこうのといってみても、何の価値のある基本条例ができるわけでないし、市民自体が公共問題、そして、これからの税収が下がっている、人口が減、大変住民は心配しております。そういうことの声をしっかりすくいながら、どのような形で基本条例をつくっていくかという、もう少し原点に戻ってくださいということを言っているのです、私は。こんな骨子作ったってしようがいないですよ、だって、協働だといって、行政がここまでしたからって、市民の皆さん、あなた手を差し伸べなさいよ、そんな話はないでしょう。先ほども言ったように、住民自治は自由なのですから、ですから、非常に行政目線で物を書いているということだと私は思います。ここに大きな反省を持ってもらわないと、何の意味の自治基本条例だか、さっぱり私には理解できません。

 で、私がお願いしたいのは、そういう中でもう一度、市民と丁寧な意見交換をしていくと、地域地域とよく行政がお話しして、住民自治とお話しして、そのようなものを確保しなければならないのではないかと、それから、ほかの自治体の制定工程を見ても、明らかに時間をかけていますよ。しっかり市民とお話しをしています。このまま担当部課に、そのまま任せていくのですか、市長、お答えください。お願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 どうもなかなか意味が通じないようで、私がその思うには、戦前は公の頂点には天皇がいたと思われております。こういう話ししなくちゃわかんないかなと思って、今からいいます。戦争で公に裏切られたのが国民、私(わたくし)でございます。私(し)でございます。そういう中で、日本は高度成長下になり、国民一人ひとり、市民一人ひとりがかなり忙しくなり、税金で議会や行政に公共をお任せしてきた。そういう面では、行政と議会ばかりが責任であると私も思っていません。市民もそういう面では責任があると思います。そういう中で、だんだん社会の機能が薄れてきた。自分の家を一歩出ると、公共というような勘違いするような時代にもなっております。このようなことが今までの公共、私は古い公共と呼んでいきたいと思います。中山市長に対して、釈迦に説法になりますが、この古い公共から龍ケ崎市の風土に合った公共の考え方を真剣に真に制度化していくことが、この自治基本条例の始まりではないかと私は思っています。

 新しい公共の体制づくりをしなければ、公共施設の更新においても、また広域の焼却炉の更新においても、将来間違いなく維持できないコストであることに気づかなければならないと私は思っております。そういう面で、市民の皆さんと新しい公共、こういうものをしっかり、これからの公共はどうするのだ、あれもこれも欲しいという時代ではないのだというところの公共の論理を煮詰めない限りにおいて、自治基本条例あっても何の意味もないと私は、そのように思っております。

 ですから、市長にお願いいたします。もっともっと原点に戻って、市民としっかり時間をかけて、そして、26年3月、そのような時間設定をするのではなく、この龍ケ崎を立て直すのだと、そのような気持ちでじっくりとひざを交えて、市民の声を聞いていただき、そして、そのプロセスこそがこれからの龍ケ崎を変えていくパワーになってくるということを本当に自覚してほしいと私は思っております。

 ぜひとも中山市長に再度お願いします。今の骨子で始まるならば、龍ケ崎は将来がございません。そのことをよく肝に銘じて、今後も自治基本条例の制定に向けて、しっかりとした工程表をつくっていただきたいと強く要望申し上げます。

 そして、続きまして、私は第2番目であります、竜ヶ崎駅北地区開発エリアについて、これからご質問させていただきます。

 先日、昨日の選挙で橋本県知事が再度知事に成られましたけれども、街頭演説会において、27年に常磐線が東京駅に乗り入れすること、「どうです、龍ケ崎、佐貫の駅名を改名したらいかがですか」というような強いメッセージをいただきました。そういう中で、龍ケ崎市の開発にとってかなりフォローの風が吹いていると私は感じております。そういう中で、この駅北地区の開発以前に、龍ケ崎田園文化都市として、市長の都市計画をお聞かせ願えば幸いです。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 私のほうから冒頭にお話ししましたけれども、4極構造をなしている龍ケ崎がそれぞれのポテンシャルの中で、今後、核になるのはどの地区かもしっかりと見定めていかなければならないと私は思っております。その意味で、この駅北地区のポテンシャルとは何かを再度お聞きいたします。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 市長が仰っているように、大学、高校、そして、中学、小学校、そして文化会館、まさに私は東西南北どこから見ても文教地区というふうに私は捉えていきたいと思っております。そして、先ほども市長の答弁の中にありましたように、田園地区でもあります。そして、市役所がある、都市機能を有した地域でございます。これが、この地区のポテンシャルではないかと私は思っております。そういう中で、グローバル社会の中で、どのような形の中でこれだけのポテンシャルを持ったものを実現していくかという商業ありきでの物の考えではないことをしっかりとコンセプトづくりすることが大事ではないかと私は思っております。

 次の質問に移りますけれども、東京駅から50キロの駅をぐるっと円を描いて調べますと、佐貫駅、北は栗橋駅、南は平塚駅、西は佐原駅でございます。この地方の統計を見ると、その中で断トツに光っているのが経営耕地面積2,125ヘクタールを有している龍ケ崎、この辺が私は東京に一番近い田舎と言われている所以ではないかと私は思っております。そういう中で、その他の都市にポテンシャルのある地域はないのかどうか、この辺をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 駅北の話の中から龍ケ崎、当市におけるポテンシャルのお話をお伺いしているわけでございますが、これからの持続可能な社会を継続するには、私はその交通機能が大切だと思っております。行くことの便利さも必要ですが、東京オリンピックのプレゼンにも使われました「おもてなし」、これをすることができるならば、大変すばらしい龍ケ崎が生まれ変わると思っております。この当市は、残念なことにIT社会の時代に高速道路が通っていないのです。この交通体系を新たな知恵で解決していかなければなりません。そういう中では、佐貫地区は・・・。かなり私は交通機能、6号線におきましても、前回もお話ししましたが、2万4,000台の交通があります。そういうことをにらめてポテンシャルがあるのではないかと言いたいのでございますが、駅北についてのご質問なので、後ほどまた触れますけれども、市政経営にとって、結果的に経済生産性が上がれば単にいいと思っているのでしょうか。地域の商業経済効果は増加だけでなく、マイナスの影響があり、痛みを伴う対策はどのように考えているのか。行政は、その対策も同時に責任を持っているので、具体的にどのように考えているかお聞かせ願えれば幸いでございます。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 前回も質問して、それで、木村部長のほうからも小売業のアパレル関係の面積も960平米、そして、売り上げが衣料、身の回り小売業、衣料品の売り上げが1億3,597万円という売上可能額も聞かせていただきました。この件について、私自身が精査しましたら、売上金を売り場面積で割ると、年、坪46万8,221円なのですよ。仮にアパレル関係のセレクトショップが30坪でやると、売り上げが14,046,630円しか売れない。私自身が経験則から、それではどなっているのだろうと、そのハフモデルにおいての影響度調査なり、また、その売上見込みが128億と言った内容と、その今、行政のほうが私たちに公表された、このレイアウトを見ると、平家の納屋的なショッピングセンターづくりという世界でなると、こんなもんで果たしてできるのかなということで、私自身シミュレーションしましたら、家賃を払わなくてもですか、2,600万売らないと収支分岐点にならないのですよ。ところが、前回の質問の内容で売り上げが1,400万、実際家賃をある程度支払いしていくと、私の計算だと3,300万収支分岐点になると。全くデータ自体が私にとっては見当もつかない。ですから、もっともっと潜在能力があるのかというと、私はそうはないと思いますもんで、商圏がそんなに成り立たないのじゃないかというふうに、私自身は思っております。

 そういう中で、次の質問に移りますけれども、ほかにも市政経営上、開発的な地域がある中で、なぜにその駅北が最初に投資しなければならないという、そのようなことになっているのか、その辺をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 先ほど申したように、コンセプトを間違うと投資が無駄になりますよ。そればかりか、持続可能な社会をつくっていくのに大いなるダメージを与えてしまいます。今現在で10億も投資しようとしているのですから。駅北は民間開発にゆだねる発言がありましたけれども、それだったら、その26年度からの予算を今500万かな、たしか計上していると思いますけれども、予算は要らないし、また、その駅北の真のポテンシャルを、これ市民の有識者と行政スタッフとしっかりとコンセプトづくりを始まって、そしてそのプロポーザル依頼すれば、どういうことかということは結論出ると思いますよ。ですから、私から思いますと、その辺どのように今後考えていくか、お話聞かせてください。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

(大竹昇議員)

 影響度調査においても、その信憑性のない中、また、ポテンシャルと言いながらも、しっかりしたコンセプトも聞かれない、そのような中で今度は用途変更に伴うところの投資のために500万かけていく。私は考えられませんよ。やはりきちんとした物の考え方、今後の龍ケ崎のあり方、そういうものをしっかりと位置づけしていかなければ何の意味もないと思います。そういうことを苦言申します。

 最後になりますけれども、私が思うのには、国土交通省も進めているコンパクトシティー化が実現可能な地域、これは佐貫駅から若柴台地にかけての佐貫駅周辺しかないと私は思っております。この開発こそが、その龍ケ崎地区や龍ヶ岡地区、また、北竜台、ふるさと戦略プランにも掲げているグリーン・ツーリズムやアグリツーリズム、そして、医療ツーリズムまでも実現できる手法ではないかと、また、その手段ではないかと私は思っております。

 そういう中で、私なりのコンパクトシティーのイメージを言わせていただきますと、一つは、その少子高齢化の進展、居住の移動です。郊外化と市街化の空洞化、これをなくしていくことです。そして、先ほど市長からも言われましたけれども、この都市は歴史と文化があります。しかしながら、それが消失していきます。こういうことも食いとめなければならない。そして、自然や環境の保護、地域連携の現状と今後のあり方、広域に考えなければならない、そのようなことを、これが一つのシティーのイメージの考え方でございます。

 そして、コンパクトシティー化に必要な要素とする、すなわち戦略は自立的な都市計画の形成を描ける地域、龍ケ崎にコアになる、私はこの中で先ほど申しましたけれども、佐貫周辺だと思っております。広域連携のための事業展開ができる地域、道路交通体系、それから、河川流域、これは場合によっては牛久沼から小貝川、利根川という形の中で、運河ということもこれからの中で考えられるんじゃないかと、私は思っております。新しい創造型の都市産業のできる地域、これは6次産業の可能な地域、そして、広域で連携のとれる地域、そして、物流ができる地域、最後に、市民と行政が一体になって英知を絞り、国・県・市の連携による合同支援体制を確立するならば、可能であるかと思います。中山市長、ぜひともお考えください。私からの強い要望でございます。

 以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。

【平成25年 第3回 9月定例会】

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