(大竹昇議員)
市民の皆様、こんにちは。
当市の本年度の一般会計予算にて市税が100億4,306万円と100億円台に回復する見込みであります。当市において、ほんの少し明るい見通しかなと思われがちでございますが、安心はできません。
さて、安倍政権の経済政策アベノミクスによって、株式市場はやや好調で、株式富裕層が生じ、デパートの高級品の売れ行きがいいと聞かされておりますが、私たち庶民は閉塞感こそ薄らいできましたが、円安により立ち食いうどんやハンバーガーなど、粉物食品が軒並み値上げ、そのほか、ガソリンは1リットル当たり90円台から150円台と、光熱費は10%以上アップ、物価の上昇分だけ賃金が上がれば文句がないんだが、アベノミクスの副作用に私たちは今、悩んでおります。
その上、来月から消費税が8%と、どんどん家計をむしばんでいきます。このまま順調に景気が上向き、地方にまで波及効果が見られればいいが、この消費税率引き上げや経済政策の行方次第で、景気の腰折れする懸念もあります。本年も厳しい経済環境と思われます。
このような状況を踏まえて、中山市長は平成26年度龍ケ崎予算の概要の巻頭の言葉に、予算編成に当たり少子高齢社会というわが国の構造変化を踏まえると、将来世代に過大な負担を先送りすることなく、持続可能な財政基盤を構築することが自治体の最重要課題とうたわれ、龍ケ崎人が自然と自慢したくなる、次の世代が希望を持って住み続ける「羨望のまち」、さらに市外の方から新たな住まいの場所として「選ばれるまち」を目指したスタートのときと述べられております。
私も同感でございます。一日も早く行財政改革をいたしたいと思っております。そのためには、公共施設再編成問題は避けては通れません。
そこで質問です。
龍ケ崎市の公共施設再編成の基本方針より、なぜ「箱物は時限爆弾」というような乱暴な言葉を使うのかをお尋ねいたします。
次から質問は質問席から行います。」
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
市民の危機感と申しましたけれども、時限爆弾というと、本当にそのいつスイッチが押されて、いつ爆発するかということで、まさに危機感よりも恐怖でございます。私はそんなに市民を脅かしていいものかと思っております。少子高齢化社会を意識した表現とは私は思いません。
昨日の椎塚議員の質問にもありましたが、市長が会長を務めている龍ケ崎市社会福祉協議会の18年から20年にかけた事業、サブタイトル「やさしさ溢れるふれあいのまち」この報告書の中で、平成25年度の第2回龍ケ崎市公共施設再編成の行動計画策定にかかわる有識者会議の資料にも活用されております。
この内容を簡単に説明させていただきます。
13学校区の市民アンケートの全体数値でございますが、質問の問いかけが、これからも龍ケ崎に住み続けたいですかという質問に対して、79.7%の市民の皆さんが「住み続けたい」と答えております。2番目の質問は、現在の生活上、困っていること、不安に思っていることはありませんかの質問には、「自分の老後、将来に不安があります」58.8%、また「自分や家族の健康に不安があります」というのが33.7%、「安定した収入の確保が欲しいです」とお答えしたのが33.4%。3番目に、龍ケ崎市での暮らしについて優先的に取り組んでほしい施策とはどういうものですかというご質問に対しては、まずは「財政の健全化、財政の運営」というふうにお答えしております。また、「高齢者対策」「公共交通」「子育て」「医療」と掲げられております。どうぞ行政の皆さん、市民の声をかみしめていただきたいと思います。
そういう中で次なる質問に移ります。
2013年2月の龍ケ崎市公共施設再編成の作成は、財団法人自治総合センターの推計ソフトによるものでしょうが、なぜ単価設定を変えられる新しい計算ソフトを採用しなかったのかご説明願います。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
改めて精査するものでもないという言葉で、いや、私が次の質問どうしようかなというふうにちょっとつらいんですけれども、2013年2月ですから、もう1年たったわけでございます。そして、龍ケ崎市の実績平均の単価で再検証していただきたいと、そのように思うんでございますけれども、いかがなもんでしょうか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
この推計ソフトに実質的な一般財源による更新費用の負担見込みについての注釈がございます。試算結果を公表する場合において、事業ベースで試算した更新費用の財源として、税、交付税等の一般財源に加えて国庫支出金、料金収入等が見込まれることを住民向けの公表資料等の中で適宜説明する必要があるとうたわれております。これから再編成に向かって当然公共施設を削減し、施設の複合化や配置がえや様々な状況が生じることが予測されます。直ちに新しい計算ソフトにて速やかな対応ができるようにしていただきたいと思います。要望いたします。
続きまして、再編成の構築にはファシリティマネジメントの考え方が重要ですので、行政のいうファシリティマネジメントの意味と具体的な管理原則を話してください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
地方自治法第2条の最少経費で最大の効果の話をお聞かせいただきまして、誠にそのとおりだと思います。
公共ファシリティマネジメント、私から言わせていただけるならば、自らの所有や賃借する施設とのその環境、内部環境だけでなく近隣、地域社会、都市、地方、国、また地球環境までを含めた外部環境及び情報環境を経営にとって最適な状態で保有し、賃借し、使用し、運営し、持続するための総合的な経営管理活動と思われます。今年度の組織編成を見る限りにおいて、公共ファシリティマネジメントを強く意識しておると私自身、感じております。総合政策部ができ上がっていると思われております。
このたび質問に上げておりませんが、総務部長、26年度の組織編成に向けての公共ファシリティマネジメントについてのお考えをお聞かせ願えれば幸いでございます。突然すみません。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
次に移らせていただきます。
基本方針についての最後の質問に移ります。
再編成の意味は、基本方針で公共施設の3割削減がうたわれておりますが、削減があるから再編成が生まれるということで相違ないと思いますけれども、その点お伺いいたします。よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
端的にありがとうございました。
続きまして、龍ケ崎市公共施設再編成に対する提言書について質問いたします。
今回の有識者会議ですが、民間企業であれば保持している施設のスクラップ・アンド・ビルドは当然であり、このような公共再編成の問題は行政の経験者のご意見も大切ですが、民間有識者による検討も考えるのが常識と思われるが、いかがでしょうか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
それでは、有識者会議の成果を挙げてください。よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
スタッフが経験者のお話を聞いて非常にためになり、今後もしっかりとやっていきたいというお話いただきましたけれども、この有識者会議において、その積算単価の可変できる計算ソフトについての検討会や言及があったかなかったか。また、スタッフのほうからそれを求めたのかどうか、その辺のことをお聞かせ願いたいと思います。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
先ほども申し上げましたけれども、市民にしっかりと説明していく中で、積算単価、そういう等々の問題、それから、財政の問題、そういうものも入力していくわけで、適切な説明をしていかなければならない。そういう中では新しいソフトによる再精査をしたのが私はいいと思っております。
次の質問に移ります。
有識者会議で新しい形の提議が伝われてこなかったんですけれども、今後どのような方法で新しい形を進めていくのかお聞かせ願いたいと思います。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
新しい形、市民とともにしっかりと協議し、その上で創造していく。まさに、そのとおりだと思います。
そこで、将来の市民に大きな課題、負担を残さないようにするには、民間目線での民力、知恵と経験が必要だと思われますが、いかがなもんでしょうか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
最後の質問になります。中山市長にお願いします。
26年度の予算案を見る限り、このたびの予算編成に向けてのスクラップ・アンド・ビルド方式による行政機関の見直しをなされました。例えば公共施設再編成の量と質の見直しをすべく、総合政策部に資産管理課が誕生し、また、少子高齢社会を意識しての教育委員会に生涯学習課を復活させ、これからの公共に向けての内部組織を固めたことと思います。2期目を迎えて、本当にやる気を私自身、感じております。
そういう中で資産管理課は公共ファシリティマネジメントのもと、学校、消防、防災、住宅、福祉、衛生、各分野の横断的な課であると理解しております。また、内部組織が固められたら当然外部組織、すなわち民間活力、民間有識者組織編成もお考えだと思われます。その上で先ほども紹介しましたが、龍ケ崎地域福祉活動計画のように、市民とのプロセスを大切にする市内13の小学校各地の市民の皆様の協力を得ての直井部長からも今、お話がありましたように公共施設再編成ワークショップ開催をお願いしたいと思います。中山市長、ご答弁をよろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございました。
以上をもちまして私の一般質問を終了させていただきます。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
【平成26年 第1回 3月定例会】