(大竹昇議員)
市民の皆さん、おはようございます。
大雨被害地の皆様にお見舞い申し上げます。
前回に引き続き、まち・ひと・しごと創生について質問させていただきます。
国が目指す地方創生の長期ビジョン、総合戦略の三つの基本的視点は、一つ、東京一極集中の是正、二つ、若い世代の就労・結婚・子育ての希望実現、三つ、地域の特性に則した地域課題の解決とあります。
このような時代背景の中、当市の中山市長は、ふるさと戦略プランの中で、輝かしい龍ケ崎市の将来の姿として、市民活動日本一、子育て環境日本一を掲げ、実現すべく、その行動力は高く評価されております。なぜならば、龍ケ崎市は専門性、先端性、先見性に基づいた確かな情報を提供している日経BP社から、公民連携に関する動向調査の結果として、この調査対象は1,741自治体でありまして、その有効回答が699件、その中で最高級格付け「AAA」に選出されたのです。市長、おめでとうございます。
自慢したくなる龍ケ崎市であります。当市は、望ましい将来の進め方、すなわちビジョンですね。本年5月に道筋、すなわちグランドデザインに向けての、また、地方創生の基点ともなるべく佐貫駅、牛久沼周辺の開発計画が打ち出されました。
また、龍ケ崎シティプロモーションとして、龍ケ崎ブランディング化も進められております。このように将来を鑑みてのアクションを起こしている当市に対して、地方創生問題のご質問をさせていただきます。
国が目指す地方創生の四つの基本目標の1番目として、当市における安定した雇用を創出するためには、当市の未利用地や古い建物の活用や新しい産業の構築や既存の企業の支援体制など、いろいろなケースがあると思われますが、どのような対策が考えられているかお聞かせください。
次からの質問は質問席から行います。よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございました。
これから具体的な形で雇用に関しては積み上げていくというお話でございますが、私から雇用創出の手がかりになれば幸いだと思いますが、グローバル化した市場の中で、市内の企業や農業など、ものづくり産業に対して、若者層が満足できる所得水準に高める就業の場づくりが必要だと思います。先ほども申されましたように、20代から30代の若者たちが龍ケ崎から転出しているということでございますので、また、社会企業や地方貢献を志す若者の企画立案と実践をサポートする支援組織も必要かと思われます。ぜひともご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。
それでは、次なる質問に移ります。
当市に新しい人の流れをつくるには、どのような対策をお考えですか、お聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
この命題は、部長がおっしゃるように定住・移住促進事業であります。
平成25年度の当市の人口の転出入の状況は、当然ながら今、人口ビジョン等々も行政として行っていると思いますけれども、当市からの近隣の取手市、牛久市、つくば市への合計が100人転出超過であります。ただ、稲敷市、河内町、利根町から合計132人の転入超過であることが現状でございます。
定住・移住促進対策のみならず、交流人口の増加の政策もかなり重要ではないかと思っております。先ほども申されましたけれども、当然ながら若者のI・J・Uターン対策や観光入り込み客数をどのような形で増やしていくかということが大切かと思われます。
よく市民の皆様から、この龍ケ崎をどのように思われますかというご質問に対しては、「のどかで自然がいっぱいで、いいまちですね」という言葉が聞かれるわけでございます。
私から要望させていただきます。ぜひともまちづくりの計画に健康志向であり、環境志向であり、教育志向であることの三つのキーワードが大切だと思っております。そして、そのキーワードのもとに、当市の地勢や伝統歴史や、これまでの統計などを分析していくならば、この当市の将来の時流にある今現在ファストタウン的なものの考え方をほどよく残していきながら、ゆったりと、ゆっくりした自然環境、豊かな地勢を生かしたスロータウンへの生活のリズムが私自身は生まれてきます。
よって、当市のふるさと戦略プランにもうたわれているアグリツーリズム、グリーンツーリズムの原点であるニューツーリズムの考えのもと、新産業、磨けば光る観光農業へのチャレンジをご検討願いたいと思っております。
私の希望を申し上げて、次の3問目の質問に移ります。
若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえるべく、当市はしっかりとした対策を打ってきているとは思われますが、地方創生に基づいて新たにどのような対策を考えておるかお聞かせください。よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございました。
そうですね。特殊出生率が上がっていかなければ、当然若者の人口、それから、龍ケ崎の将来がないと思います。
そういう中で、一言私のほうからお願いするならば、共稼ぎ世帯の場合に職場環境ですね、そういう課題で当然ながらお子さんを預かるとか、または職場が介護施設を設けて女性が働きやすくなるというような、職場環境整備についての助成も検討していただければ幸いだと思います。よろしくお願いします。
最後の質問になります。時代に合った地方をつくり、安心な暮らしを守るとともに、地域と地域を連携するには、どのような対策をお考えですか、お聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ただいま空き家に対しても、今回も条例出ていますけれども、活用していくという心強いお言葉いただきまして、ありがとうございます。まさに、少子高齢化時代に突入して、当市の中心商店街においてはコンビニや魚屋が姿を消している状態でございます。小さな拠点づくりが大切だと、私は思っております。小さな拠点づくりとして、各自治会単位での買い物弱者の支援や高齢者の見守り活動が不可欠な状態だと私は思っております。
これから行政が仲立ちして、地元企業や市民の出資による会社の設立、スーパーとの連携のもと、コンビニやカフェなどの機能を有した小さな拠点づくりの整備や運営を支援する体制づくりが望まれますもので、この辺もご検討をお願いしたいと思います。
それから、広域の地域連携に関してお話しさせていただきますと、県南地域の7市町村の議員の有志が8月20日ですね、県南の未来を考える会という勉強会を旗上げいたしました。消防などを共同で行う稲敷地方広域市町村圏組合を構成する稲敷、牛久、龍ケ崎の3市と阿見、河内、利根の3町と美浦村の34人が会員で、今後は国の地方創生を呼応して自治体の枠を超えて、公共施設再編成問題や広域交通体系や各団体自治の都市計画の内容などを協議し、政策提言に結びつけていくことになり、龍ケ崎市役所で発会式が行われ、会長に当市議の鴻巣義則氏を選出しました。稲敷台地の新たなビジョンを考える県南の未来を考える会が発足したのでございます。
そこで、最後に、中山市長にご質問させていただきます。
当市は、以前、県南の雄と言われ、誇り高きまちでございます。地方創生のときを迎えて、今や近隣自治体の人口争奪戦の時代ではなく、北相馬、稲敷の広域を強く意識して、県南の拠点都市を目指し、相互に連携、協力をしなければならないと思いますが、中山市長、今後の広域要請に関して近隣首長との連携組織をどのようにお考えですか、お聞かせください。よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
どうもありがとうございました。
今のお言葉の中で、観光旅行のあり方が大きく変わってきていると思っております。団体旅行から個人、友人、家族のような、そのような旅行が主流にこれからなっていくような感じがあります。それから、海外からの旅行者をお招きするというような、そういう中では今、市長のほうからお話しのありましたように、この北相馬、稲敷、全体で物を考えていくと、当然ながら一泊して、また、地域のおもてなしをしっかり受けていくような、そのような観光地になると私も思いますので、今後ともしっかりとその中山市長の広域に対してのリーダーシップをお願いして、私のご質問にかえさせていただきます。ありがとうございました。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
【平成27年 第3回 9月定例会】