(大竹昇議員)
市民の皆様、また傍聴の皆様、改めてこんにちは。
私のこのたびの一般質問が、少しでも当市の人口減少化への歯どめになれば幸いだと思っております。
田園文化都市龍ケ崎市の面積は、皆さんもご存じのように、78.55キロ平方メートルです。平成27年1月現在の農地、田と畑ですが、3,401ヘクタールを占めております。43.3%でございます。農地の利活用が、龍ケ崎市の将来への発展の道しるべになるのではないでしょうか。
質問に入る前に、農地の必要性と役割について簡単に述べさせていただきます。
農地は、新鮮な農作物の供給、先日、防災訓練を行いましたけれども、皆さんもご存じのように、災害どきの防災空間でもあることであります。また、環境の保全、農業体験学習、交流の場でもあり、なお、有効な景観の形成、すなわち緑地空間や水辺空間を提供してくれております。私たち市民の生活に安らぎや潤いをもたらしております。
よって、このように大切にしなければならない農地や農業を市民と農業者及び市の三位一体による循環型社会形成の環境保全型農業の取り組み、並びに生ごみ減量への具体的な対策へのアプローチについて質問させていただきます。
最初に、市民と向き合っての環境保全型農業の推進について質問するに当たりまして、都市農業振興基本法に基づく当市の都市農業推進基本計画についてお聞かせください。
次からの質問は質問席から行います。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
まさにそのとおりでございます。都市農業も、1960年の後半、日本の高度成長という経済の中で、都市計画法に基づいて都市化の拡大を図ってきたわけですね。それで、その取り残された農地、それが非常に非効率になってきた。残地農業と言えるんですけれども。そういう中で、新しい都市計画の中で、都市農業を含めた土地利用計画をもとに、都市と農業の調和、人間の生活環境としての農地、農業のあり方の整合性をしっかり考慮して、これから計画推進によろしくお願いいたしたいと思います。
続きまして、市民との循環型農業の推進についてでありますが、現在どのような施策で循環型農業の推進に励んでいるか。私から具体的に、畜産農家や耕作農家がお互いに必要な堆肥や稲わら等の提供を通じて助け合っている事例などがあればお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
龍ケ崎に現実にそのようにアクションが起きているということを大変うれしく思っております。
続きまして、その農業に由来する有機物の再利用についてお聞かせ願えれば幸いでございます。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
続きまして、街路樹の剪定枝、それから生ごみなど有機性都市廃棄物の農業への再利用についてはいかがなものでしょうか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
循環型に対してのごみの処理作業が進んでいるお話はお聞きしました。そういう中で、農業の持っている物質循環の仕組みについて、農業者と市民に向けての啓発活動はどのようにしておりますか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
循環型農業の中で推進が進められていることが、私なりには認識されましたけれども、これからももっと積極的に施策を行っていただきたいと思っております。
続きまして、エコファーマーの育成について質問いたしますが、当市にはエコファーマーの農家は何軒ありますか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
平成27年1月1日現在のその統計資料によりますと、平成22年での農家世帯数が3,193世帯となっております。そういう中で、今、部長のほうからお話があった数字は、68名、68軒ですか、かなり低いと思われるんですけれども、どのように感じておりますか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
しっかりと予算化して、支援体制を願いたいと思っております。
次の質問は、畑と田んぼの代表的な農家の実例を挙げて、農業規模や生産品、生産額、雇用状況など詳しくお話をお聞きしたいと思うんですけれども、よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
前回もトマトについてはちょっと質問しましたけれども、非常に興味があるので、トマトの特徴ある生産基準や生産技術など、もしお聞かせ願えればよろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございます。
先ほどから、もうかる農業というお話が出ていますけれども、もうかるというのは、信じる者と書きます。信者がやってこなければもうかりません。また、そういう中では、今のお話だと、龍ケ崎ブランドへの励みになるような組合等があることがよくわかりました。そういう中で、積極的な支援体制をこれからもお願いいたしたいと思います。
続きまして、生産者の顔が見える農業についてでございます。
先ほどからもお話がありましたけれども、道の駅の開発もある中で、地産地消の観点から、農作物への信頼関係を構築するために、土壌や農薬の使用等の生産条件や、生産から消費までの流通過程に関する情報がわかる、安全・安心な顔の見える農業を確立していただきたいと思いますが、いかがなものでしょうか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
なお一層のご努力をよろしくお願いします。
次に移ります。都市農地の機能についてでありますが、まずはじめに、冒頭にも申しましたが、田園文化都市龍ケ崎と呼ばれているのは、大いなる農地を占有しているからでございます。農地は、都市の緑や景観をはじめ、教育やレクリエーション、防災にも役立っております。豊かな都市環境を維持していく上で不可欠な大地でございます。農地は市民の身近に存在しており、市民の利用も進んでおります。
そこで、市民農園、龍ケ崎市農業公園豊作村及び龍ケ岡市民農園の利用者数など、現状をお聞かせ願うことと、今後のもし検討課題があればお聞かせください。よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
市民農園の利用者数について、龍ケ岡市民農園は、99%という非常に効率のいい利用者数があって、喜ばしいと思っております。そういう中で、市民農園においての畑作の費用や堆肥に関しての情報があればお聞かせ願いたいと思っております。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
部長の答弁にありますように、これからも有機農業を志向するように、オーガニックやエコ農業への取り組みをしっかりとご支援願いたいと思っております。
続きまして、当市におけるNPO法人や民間の市民農園の実例があればお聞かせ願いたいと思います。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
残念です。ぜひともNPO法人や民間の市民農園、推進するようご尽力願いたいと思っております。
農業者と市民もともに、都市農地の価値に関する理解を深め、その保全について認識を共有する取り組みはいかがなものでしょうか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
しっかりと研究してください。
次の質問に移ります。
農業振興に当たり、農業者生産物の直販売所の確立や、観光農園や都市住民との交流施設などによる高収益農業を進めていくことが必要と思いますが、どのようにお考えですか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
今の質問の中では、直売所に関しては特にいかがなものでしょうか。私のほうは、直売所の確立、設置について、今、龍ケ崎は急がなければならない、そのような状況にあると認識していますけれども、その辺に関してご答弁をお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
道の駅のみならず、龍ケ崎は駅北の開発も行う予定で進んでいるわけでございますから、その辺も含めて、農業のまち龍ケ崎のために直売所等々をしっかりと考えていただきたいと要望いたします。
続きまして、循環型農業に伴ってのごみ減量対策についてでございます。
市民と向き合ってのごみ減量対策の現状についてお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
一生懸命やっているんですけれども、先ほどの答弁の中で、大幅なごみの減量にはなっていないというお話をいただきました。
そういう中で、龍ケ崎が過去に行った、生ごみ減量対策としてのモデル地区での実績等々の詳細をお聞かせ願えれば、よろしくお願いします。
また、減量対策の取りやめをしたんですけれども、その理由なども聞かせていただきたいと思っています。よろしく。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
私としては、市民と農業者が育む、生ごみを堆肥化することが、今回の質問の趣旨でございます。そういう中で、龍ケ崎の、先ほど過去の生ごみ減量対策についてお聞きしました。市民側の生ごみの分別が、業者の言わんとするところと一致しない、そういう中で非常に手間がかかってしまった。それから、搬出入の費用もかかってきた。そういう中で取りやめたというお話を聞かせていただきました。
今、平成28年です。生ごみに対してのものの考え方、市民の皆さんも、また我々議員も、また行政の皆さんも、非常に有機栽培とかそういう形のオーガニックに関心を持っているときでございます。
そういう中で、この近くにそういう事例がないかということで、私自身調べましたら、隣の牛久市廃棄物対策課が、市民と農業者の協働で、刈谷町ですかね、その地区をモデルにやっております。生ごみ分別回収から堆肥化処理し、そして堆肥の還元は平成23年度から始まっております。
その内容、事例を申し上げますと、平成23年度488世帯で、生ごみ回収量が59.4トン、生ごみ回収割合が14.8%、堆肥化供給量は初年度はゼロだそうです。そして、26年度の数値を申し上げます。何と倍以上の参加がありまして、1,035世帯、生ごみ回収量が88.6トン、生ごみ回収割合が22.3%、堆肥化供給量が16トンであり、88.6トンの生ごみが16トンの堆肥になっているということでございます。そしてその堆肥は、先ほども申し上げましたけれども、還元しているので、当然、刈谷地区の皆さんは、家庭菜園として循環型社会への貢献をしているという実例でございます。自治会の加入が1,690世帯、そのうちの1,035世帯が参加しているということで、61.2%という、非常に拡大をしているという実情でございます。
行政が、生ごみ減量対策として積極的に市民と農業者とのタイアップにより実現され、継続されていることでございます。できるならば当龍ケ崎でも再チャレンジをお願いいたしたいと思います。
さて、次なる質問ですが、龍ケ崎塵芥処理組合−−くりーんプラザ・龍です−−の最終処分場の残余年数ですが、私は、その平成24年2月の龍ケ崎塵芥処理組合定例会での一般質問での回答をいただいたときには、平成22年度から41年度までの19年であるというお話をお伺いしました。本年、龍ケ崎塵芥処理組合の定例会で当市の山崎議員の質問で、執行部からの残余年数に関しては、46年度までということで5年間延命されました。その最大の理由というのは、一つ目は、人口が減少しているということなんです。二つ目は、多少なりともごみの減量化が進んでいる。三つ目は、溶融スラグを覆土して有効利用できるということとの回答がありました。
私自身、その数値をしっかりと調べさせていただきましたら、この査定をするに当たって、平成8年7月に作成された当市のごみ処理施設基本計画に基づいているわけでございます。そのときの人口推計は、1市2町で14万6,030人とはじき出しております。27年の合計値は10万5,387人でありまして、4万6,043人、これほどの差があります。よって、その延命原因は、当初予定した人口が大幅に減少しているから延びたと、ただそれだけのような感じがします。
では、その可燃ごみ搬入量はどうなのかということで調べますと、22年度2万9,583トン、27年度2万9,987トンであります。可燃ごみの搬入量は、人口減少にもかかわらず404トン増えているのです。不燃ごみや資源物搬入量の溶融スラグの排出量は減少していますが、全体ごみ搬入量で見ますと、平成22年度3万5,233トン、平成27年度3万4,582トン、651トン減量されていますが、年平均では130.2トンであります。ごみ減量対策の実績が余り見られておりません。今後、どのように考えておるか、お聞かせ願いたいと思います。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
それでは最後に、中山市長にご質問します。
地球温暖化現象の問題や田園文化都市龍ケ崎市の持続可能なまちづくりを目指すに当たって、農地は大切でございます。私は、これからの都市農業は、新しい第4次産業とも言われ、地域農業の一形態として、混住社会や近隣住民との直接交流をし、共生関係をつくり出していく農業であり、地域住民と農業経営者との交流の中で新しい参加型地域社会を築いていくとともに、需要型・適応型農業の時代に入っていると認識しております。都市農業のあり方を考えるプロジェクトや、最終処分場の残余年数を30年にする、生ごみ減量対策としての、市民と農業者と市との三位一体の協議会を設けてのバイオマス構想プロジェクトチームを立ち上げていただきたいと思いますが、市長、ご答弁をよろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
どうもありがとうございました。
私、今回、新しい4次産業的というお話をしましたけれども、都市農業の場合には大規模にやっていくわけではないので、市民の皆さんと農業者がよく話し合う、その蝶番的に行政がなっていただくと、市民の皆さんがどのような野菜が欲しいのかどのようなお米が欲しいのか、そのご要望で販路を確保していく、そのような形で新たな農業の取り組みができるんではないかと、そのような形のご提案でございます。今後ともひとつよろしくお願いします。ありがとうございました。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
【平成28年 第2回 6月定例会】