(大竹昇議員)
市民の皆さん、こんにちは。
当市は、地方創生に向けて牛久沼の道の駅や佐貫駅周辺の開発事業を進めております。道の駅の開発地を豊かな自然に満ちた牛久沼に位置したことは、当市の将来の展望を考えた場合、非常に好ましいことと思います。
最近、茨城県は「『稼ぐ』観光構築へ」をテーマに、国が進める日本版観光地域づくり推進法人DMO制度を活用し、県を挙げて観光誘客に乗り出しました。自然環境への対応が観光入り込み客数を呼び込むものと思います。
私たちは自然との共生なくして生きてはいけません。この豊かな自然の恵みを形成してくれているのが生態系であります。
そこで、牛久沼の道の駅についての1問目の質問は、当市の生物多様性戦略策定はどのようになっているかお伺いをいたします。
次からは質問席にていたします。よろしくお願いいたします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
今、お答えの中で県の課題の一つに霞ヶ浦、涸沼、牛久沼が挙げられているとお答えいただきました。また、生物多様性戦略の策定は東海村だけだというお話もお伺いしました。非常に残念だと思っております。
私は、生活者から牛久沼についてのお話を聞かせていただきました。その中で、牛久沼の外来性動物、具体的には、ブラックバスやミドリガメなどの繁殖や動植物の種の変化や、はたまた生活排水による汚染など、困ったものだねと聞かされております。
当市は、単独での策定は予定していないということでございますが、それでは困ります。県や近隣の4市と積極的に生物多様性戦略策定を臨んでいただきたいと思っております。その気持ちを込めまして、次の質問に移ります。
生物多様性の保全回復が基本であるので、牛久沼に対しての自然環境調査はどのようになっておりますか、お聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
昨年から牛久沼の水質浄化を目的に流域4市と土地改良区及び漁業組合で構成する牛久沼水質浄化対策協議会が始まりましたとご報告を受けました。
そこで、関連して第3期牛久沼水質保全計画の平成28年度のCOD水質目標値7.2はクリアできそうですか。また、平成23年からのCOD並びに環境基準値の経緯、経過をお話しください。よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
第3期牛久沼水質保全計画が進められているにもかかわらず、現状では環境基準値が8.2、そして、目標とされている数値が5という形、かなりの開きがあります。しっかりと水質をよくするためにどうするかという対策を考えていただかなければならないと思っております。
今、時代が大きく変わっております。自然環境は観光にとって大切な大切な財産でございます。環境が経済を生む時代背景になったと私は認識しております。その観点から、次の質問に移ります。
生態系ネットワークを構築するには、当然ながら水の循環の再生などが必要かと存じます。また、昔はジュンサイがとれたことも聞いております。しかしながら、近年の人間の活動や産業の発展に伴い、生物種の絶滅や生態系の破壊、外来種による攪乱等の危機に直面しております。今こそ企業活動による生物資源の利活用などが挙げられると思いますが、いかがでしょうか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
いろいろとご努力が見られますが、その中で漁業組合の皆様がウナギやフナなどの稚魚を放流していただいて、本当に結構なお話だとは思いますけれども、CODの目的値には到達しておりません。十分な水質浄化対策とは言えないと思います。
牛久沼にてのウナギのみならずスッポンなどの養魚場をつくっていくのには、当然ながら水質浄化をしなければならない。そういう中では、中山市長を先頭に牛久沼流域水質浄化対策協議会が本腰を上げていただかなければならないと思います。また、その中で市民の手による市民活動をお願いしたり民間の活力をお願いしていかなければならないと思います。私からのご要望でございます。
さて次に、水環境保全活動への支援、環境教育、環境学習機会の創出について、今までの事業内容や意識の醸成や保全活動の支援などの例を挙げてください。よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
もうちょっと力強い答弁がいただけるのかなと期待していたんですけれども、ちょっと残念ですね。
牛久沼道の駅を成功させるには、私が思うに、ハード面の話の前に、まずやらなければならないこと、それは水質浄化、ここから始まらなければならないと私は思っています。県や牛久沼土地改良区や漁業組合、そして、近隣の4市との自然環境の保全回復について徹底的に協議をしていただき、CODの環境基準値5にする対策スケジュールを立ててもらわなければならないと思います。
水質汚濁が牛久沼には観光客を呼び込むことはかなり難しいと思います。しっかりと対策をして、牛久沼の水流の先に蛍が舞う光景ができるような行動計画をつくっていただきたいと思っております。
道の駅は、佐貫駅周辺、牛久沼、若柴、台宿など、農業振興を伴いながらの新しい観光農業公園の起点づくりであります。もっともっとグローバルな発想をして、龍ケ崎の独創的な事業計画を打ち立てていきたいと思っております。開発は行政と民間企業の連携で事業計画を策定し、全面的に民間運営に任せるべきではないかと私は思っております。
皆さんもご存じのように、最近の商業界、商業の神様とも言われる総合スーパーGMS、特にイオン、イトーヨーカドー、かなり業績不振に陥っております。
当市は、指定管理者制度を採用して経営をゆだねるような考え方が今回の議会の中の質問の中に出てきました。私から思いますと、プロパティマネジメント、このようなものは全く必要ではない。民間経営がしっかりとやっていくならば経営の持続は可能だと思いますけれども、ゆだねてはならない、そのように思っております。
部長、ご存じですか。2018年につくば国際会議場にて第17回世界湖沼会議が開催されます。メインテーマは「人と湖沼の共生−持続可能な生態系サービスを目指して−」であります。ぜひとも牛久沼の道の駅構想を、まち・ひと・しごと創生の龍ケ崎ならではの独創的な戦略としてのグランドデザインを起こしていただきたいと思います。
また、中山市長にお願いいたします。生物多様性戦略策定を環境省の重要湿地への登録を2018年までに実現していただくことをご要望して、次なる質問に移ります。
龍ケ崎の農業問題についてでございます。
当市の農業生産額、農業従事者数や世帯数、耕作面積、耕作放棄地の平成27年までの5年間の統計と今後の推計についてお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
農業生産額も次回に、そういう形ではお聞きしていきたいと思います。
今のご説明の中だと、耕作放棄地が多くなり、農業従事者が少なくなり、なお、全国的に農業従事者の平均年齢が67歳とも言われています。当市としての耕作地を持続可能にする政策をお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
パトロール等々、ご努力を認めます。しかしながら、耕作放棄地は増えていく現況でございます。
そういう中で、耕作地の代替生産物と耕作できない農業者にかわる農業者のあっせんの実態と今後の取り組みをお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございました。
飼料米の作付強化をしている中で、大変な伸びを示しております。政府のほうも1,500億円の予算を投じて米価の安定に努めているわけでございます。ただ、農業従事者の減少に歯どめがかかっていないので、その辺が心配でございます。
そういう中で、農業後継者問題と新規就農者の育成対策をお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
それでは、具体的に青年就農給付金制度に該当した人数を教えていただけますか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございました。
青年就農給付金制度の中で横ばいの状況だというご説明でございます。それを乗り越えるのには、やはりもうかる農業を実現しないと乗り越えられないと私は思います。
そういう中で、一つの具体的な策としてどうでしょうか、龍ケ崎アグリ塾の立ち上げは。当市の農業スペシャリストの講義や筑波、茨城大学農学部との連携による新規就農者育成講座などをする、龍ケ崎アグリ塾など立ち上げてはいただけないでしょうか、ご答弁よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
検討を始めたということで、ありがたいことでございます。
それでは、農業問題の最後の質問になります。
道の駅も観光農業へのステップと思われますが、当市全体の農業観について具体的なストーリーをお聞かせ願えれば幸いでございます。よろしくお願いします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございます。
今後とも自然環境の回復や保全に努めていくというお話いただきました。
今、私の中でちょっと脳裏に浮かんだのが、たしか日本、フィンランド、スウェーデン、この3国が森林70%の国でございます。非常に長寿命化になっているし、心豊かな国民が生活をしているということを今ちょっと思い出しました。
そういう中で、食料、すなわち農業は人間の生命、身体の維持に不可欠であります。今、世界の人口は70億人と言われておりますが、2065年頃には100億人になるだろうと予測されております。食の安全保障が危ぶまれます。よって、もうかる農業をしっかりとともに考えながら、新規就農者を増やしていかなければならないと思います。これからともに、もうかる農業のフォーマットをつくっていきたいと、そのように思っております。
ご要望しまして、次なる質問、中核的なコミュニティについてでございます。
現在設立したコミュニティの件数と名前と時間軸を挙げていただきたいと思います。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
かなりのスピードで設立されたわけでございますけれども、住民自治の戸惑いもあると思うので、現在把握しているそれぞれのコミュニティの長所と問題点をお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございます。
それでは、最後の質問になります。いまだ設立していないコミュニティの名前と問題点をお聞かせ願えれば幸いでございます。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございました。
地域、地域においてのそれぞれの課題があると思います。少子高齢化に伴い、各住民自治への参加が少なくなっている状況でございます。そういう中で、行政として地域コミュニティ、また、住民自治双方に目配り、気配りをし、地域に合った補完策を講じていただくことをご要望申しまして、私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
【平成28年 第3回 9月定例会】