(大竹昇議員)
市民の皆さん,こんにちは。
このたびの第1問の一般質問は,まち・ひと・しごと創生による龍ケ崎市独自のオランダ式スマート農業をはじめ,観光農業を目指し,交流人口,定住人口の構築に向けての質問と,第2問目は,サプラ周辺の商業地の活性化について,第3問目は,住居表示の変更と中心市街地の観光地としての活性化に向けての質問をいたします。
それでは,まず最初に,新しい農業への挑戦として,水稲面積及び畑作面積と山林及び竹林の面積の最新の統計値をお答えください。また,各地の荒廃農地面積をお答えください。
次からの質問は質問席から行います。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
各地の荒廃農地面積がかなり増えていますね。そして,特に八原地区11.7ヘクタール,非常にこれからの農地のスポンジ化が始まっているという状況がよく見えました。そういう中で,私はオランダ式のスマート農業を進めていく中で,今の統計の中で,竹資源の最大容量がつかめないというのがちょっと残念なんです。なぜかといいますと,スマート農業の事業において,特に必要な要素はエネルギー問題なんです。三つほど挙げさせていただきますけれども,エネルギー利用技術として天然ガスのガスエンジンや温泉熱のヒートポンプや,木質チップ,竹資源のバイオマスボイラーなどが挙げられております。ローコスト運営に間伐材や竹資源は最適なので,そういう中では早急に統計値を出していただけることをご要望申しまして,次の質問に移ります。
オランダ型スマート農業に最適な作物はどのようなものがあるかお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
オランダという国は,日本でいえば九州ぐらいの面積だと思っております。そういう中では,オランダが輸出では10兆円もやっている。そして日本の場合には,輸出に関しては農作物は7,000億円と。そのような中で,国のほうも,このオランダ式スマート農業をしっかりと奨励しているわけでございますが,先ほどの答弁の中で,オランダ型スマート農業はAI,ICT等,発展著しい先端技術を活用して農作物の生産性を飛躍的に高め,またその中で今現在,トマトやパプリカなどの果菜類やチューリップなどの花卉が中心とお答えいただきました。
そういう中で,次なる質問は,オランダ型スマート農業に取り組む国内企業を幾つかお答えください。また,運営に当たって課題等もお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
ありがとうございました。
ちょっとズームアップしていただければ,ちょっとわかると思うんですけれども,オランダ農業というのは,たった7メートルぐらいの大きなガラス製とアルミ製のハウスをつくるわけであって,どんどん坪効率をよくするために,トマトを上へ伸ばしていくんですね。このような形で伸ばしていくんです。そういう中で,先ほどのお話の中でJFEやオリックス,はたまたスマートアグリカルチャー磐田の合弁会社の話もいただきました。磐田においては水耕葉物栽培という形で回転率のいい,もうかる水耕栽培をやっている,スマート農業をやっていると思われます。そして,その課題としてオリックスの話が出ました。インフラの有無や地形の造成等の問題点や,はたまた夏場の太陽光利用型施設の温度上昇対策や,地域に合った栽培品目の選定を挙げてくれました。いろいろこれから課題を克服していかなければならないと思っております。
そういう中で,次の質問は,スマート農業に必要な要素であるエネルギー利用技術であります。そこで,竹林を活用しての里山おこしや温泉事業などを行っている実例をお聞かせください。また,国・県・市の支援策などがあれば詳しくお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
当市においても,放置竹林の拡大は否めない状況だと私は思っております。そういう中で,今,淡路島の竹林の活用のお話をいただきました。竹チップバイオマス温水ボイラー,このボイラーに関して,国・県・市で補助金を出し,なおかつ先ほど環境省のほうからも補助金をいただいたというお話ですけれども,二酸化炭素排出抑制対策事業費等の補助金を得たという話でございます。そういう中では,これからのスマート農業におきましても,間伐材や竹チップの利活用によってエネルギーの削減になっていくという形で私は考えております。そういう中でも,しっかりとした資源を活用していくことが大切ではないかなと思っております。
それでは,オランダ型スマート農業の誘致に関してでございますけれども,市のお考えをお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
非常に前向きなご答弁,ありがとうございました。
私が,そのオランダ型スマート農業の投資に対して聞き及んでいる形だと,大体その水田の4ヘクタール,その中で2ヘクタールの施設を構築して,投資額は5億円と言われております。その半分2億5,000万円は国から補助金が出るというふうに聞き及んでおります。そういう中では,今こそがチャンスではないかと,かように思っております。
先ほど皆様にお示ししたのは,JFEの苫小牧の概要でございました。今,新潟市,それから栃木県,特に栃木県では,今,JFEのほうでは工事を進めているという話でございます。そういう中で,当市が茨城県で一番最初に,このオランダ式スマート農業,もちろん,それだけではなく,日本版DM型の観光地域づくり,そして六次産業に向かう加工場等をしっかりと観光農園化にしていくならば,当然ながら,インバウンド観光になると私は思います。そういう中で,どんどん観光入り込み客数を増やしていき,なおかつ,それが雇用促進に向かっていくことを切にお願いしながら,オランダ式スマート農業の質問を終わりにさせていただきます。
次に,サプラ周辺の商業地の活性化についての質問に当たり,茨城県下におけるイトーヨーカ堂の状況をお話ししますと,2017年からうわさに上っていた古河市のヨーカ堂が本年2月17日に退店しました。日立市もうわさには上っていましたが閉店しないと聞き及んでおります。
そこで,サプラ周辺の商業地の活性化について質問いたします。
サプラと市の連携については,どのように考えておられますか,お答えください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
一部公共施設の支援や交通体系の協力のお話,はたまたにぎわいのある地域づくりをこれから進めていくという,そういう形で連携をとっているというお話をお伺いしました。
今,大型店は結構厳しい状況にあります。龍ケ崎市の将来を鑑みた場合に,経済環境がどのように変わろうとも,当市の商業の顔としてセブン&アイを守らなければならない,そのように私は思っております。
そこで,最近,サプラ周辺にフィットネスの出店がありましたが,その影響をお答えください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
フィットネスクラブが隣地に出店したことによって,その専門店との連携が組まれ,その商業活動の活性化がなされているというお話でございました。専門店ゾーンが好転しているということに対しては,本当にいい話だと思っております。ただ,私がサプラ周辺を歩きめぐっている中では,土日祭日も見てきましたけれども,特にセブン&アイ・ホールディングの2階の売り場が,どんどん売り上げが伸びているように,にぎわいを持っているような感じはしません。なおかつ,また専門店の生鮮産品売り場もぱっとしていない。そういう中で,先ほども申しましたけれども,古河市の人口が13万人もいるのに,セブン&アイが,ヨーカ堂が閉店したというのが事実でございます。中山市長への前回の質問で,筑波都市整備株式会社がサプラ経営計画に着手しているとのことでしたので,その経営計画はどのくらい把握しているのか,また把握した上で,市としての関与がどのくらいあるのか,ご答弁をお願いいたします。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
サプラ周辺の商業の活性化についてで,今,市長のほうの答弁の中で,経営計画,私の頭の中では,経営計画というのは,サプラの増床計画ではないかというような頭が動いているわけでございますけれども,その辺の詳細については,守秘義務の世界でお話しできないというお話でありましたけれども,サプラ自体が公共性のある民間であるとも,公共性があるということに対して,これからもしっかりと連携をとっていくという強いお言葉をいただきましてありがとうございます。
そういう中で,少しでも市長に,これからもしっかりと連携をとっていただくために,大型店と行政のかかわりを,近隣の例や,また私が調べた内容の中でのご説明をちょっとさせていただきます。
近隣の例としては,牛久市のエスカード,イズミヤが退店して,第三セクターが運営会社が資金のショートするんではないかという中で,牛久市が条件付きで4億円を貸し出したというのが議会で決定したとお話を聞いております。
また,大阪の泉大津市でございますけれども,ダイエーの業績不振に対して行政が不採算スペースを公共施設として図書館にするという情報も得ております。
はたまた残念な例としては,岡山ヨーカ堂が2017年2月に退店し,跡地利用として地上37階のマンションの起工式が今年行われたというようなお話も聞いております。
サプラ周辺,特にイトーヨーカ堂を引きとめておくべき対策として,サプラやサプラ周辺の商業地の活性化の見取り図等々をしっかりと中山市長,筑波都市整備株式会社,またイトーヨーカ堂との三者の協議を進めていただくことを強く要望しまして,サプラ周辺の活性化についての質問を終わりにします。
続きまして,住居表示の変更と中心市街地の観光地としての活性化に向けて質問いたします。
市内における大字のない区域をお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
何と龍ケ崎市1番地から11700番地ぐらいまでが,その大字がないと聞かされまして,本当にびっくりしております。住居表示制度とは,そもそも明治の初めに市に徴税の目的を持って土地につけられた符号の地番が,不動産登録制度の実施と戸籍法の改正で番地という呼び方で使われたものが現在の住所の表示として一般化したものと言われています。市民の皆さんの声は,字名のないところや町内の境界がはっきりしていないところなどは,消防車の緊急車両や郵便物,宅配小荷物などの配達業務にも支障が出ているとのことです。また,市外の人から龍ケ崎市何番地の誰々のところに行きたいという問いがされても,訪ね人に道先案内もできません。ぜひともその昭和37年5月に住居表示に関する法律が制定されているので,当市でも早急に実現しなければならないと思いますが,いかがなものでしょうか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
先ほど私が申しましたように,部長の答弁も外部から訪れた方からは住所がわかりにくいなどのご不便をおかけしているというお話もいただきました。ただ,その消防関係や,それから郵便局関係においては,GPS,そういう時代に入ってきている中で,また郵便局においては郵便番号をつけている中で,余り支障ないというようなご答弁でございました。
しかしながら,龍ケ崎市商店街における中で,私の中では観光地化をすることができるのではないかなというようなところでご質問しているわけでございますけれども,旧龍ケ崎町の区域は,昭和29年の合併により市制施行となったことから地番がそのまま残り,複雑に存在しているので,外部から訪れた方からは,本当に先ほども申したように住所がわかりにくく不便であると指摘されているんです。
そこで,前回も質問しましたけれども,現在,住居表示の変更を実施した場合の事業費はどのぐらいかかるのかお聞かせください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
その平成16年のときの試算内容だと7,350万円,しかし,現在だと住民情報基幹系システムや総合福祉システム等々のデータ修正作業に伴う費用がかなりかかる,それが億単位だという今ご説明でございました。その辺もしっかり精査していただきたいと思います。分割でもできると思いますので,その辺の費用に関しての精査をお願いしたいと思います。
次の質問に移ります。
当市は観光地として牛久沼ばかりではないと私は思っているわけでございます。龍ケ崎中心市街地東には,字名で言うと砂町,ここには医王院,はたまた西,米町には薬師堂,下町には龍泉寺があり,また根町には般若院のシダレザクラが有名でございます。また,大統寺など由緒ある神社仏閣があり,過去に産業文化祭では稚児行列や商店主による砂町のびっくり市や,米町の門前の市などでにぎわっておりました。そのように歴史と伝統と文化のあるまちであります。必ずや磨けば光る中心商店街の活性化のためにも,大字名を生かした住居表示の改称ができないでしょうか,お答えください。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
住居表示については,住民の皆さんの機運の高まりと合意形成が何よりも必要と言われましたけれども,少し角度を変えて質問させていただきます。
今,龍ケ崎市は立地適正化計画制度をしっかりやっております。そういう中でコンパクトシティ化という形で,この立地適正化計画に基づく竜ヶ崎駅及び新都市開発エリアでの再開発が行われる際には,住居表示の変更の可能性もあると思いますが,いかがなものでしょうか。
※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
(大竹昇議員)
大変結構なお言葉,ありがとうございました。 以上で私の一般質問を終わりにします。ありがとうございました。※答弁割愛 詳細は市議会公式サイトに掲載されています。
【平成31年 第1回3月定例会】