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市政報告No.1 平成23年8月23日  【PDF形式/197KB】

めざせ! 自立都市・龍ケ崎 龍ケ崎市議会議員 大竹のぼる

 龍ケ崎市民のみなさん、こんにちは。私は4月の市議会議員選挙で、「めざせ!自立都市・龍ケ崎市」「議会を変えよう!われわれ市民も変わろう!」をスローガンに立候補し、初当選させていただきました。ご支援くださった皆様にあらためて御礼申し上げます。明るい元気な龍ケ崎のために全力で頑張ります。

初議会で一般質問をしました。

 6月に開かれた定例議会で以下のような質問をしました。

  • 財政改革について
  • 行政改革と市役所の新組織編成について
  • 少子高齢化社会と財政運営について
  • 「新しい公共の理念」の構築について

 それぞれについて、市長や市の幹部にご答弁をいただきましたが、なかなか龍ケ崎の将来像が見えてきませんでした。特に「財政改革は待ったなし」です。支出のカットは当然ですが、産業の活性化と観光の振興など、魅力的な龍ケ崎にしなければなりません。

財政危機!「新しい公共」を創ろう。

 これまでの公共サービスは、市民側は供給される立場でしかありませんでした。一律で提供される公共サービスでは、いまや多様な価値観をもつ市民側のニーズに十分に対応できません。財政危機の状態で「あれもこれも」やるわけにいかないのは確かです。

 将来を見据えた公共サービスを、市民自身・NPO・民間企業等と行政との協働で創り上げ、担っていかなければなりません。今から「新しい公共」に向かってこれまでの公共の見直しを市民側と議会側と行政側と歩みださなければ手遅れになります。

「自治基本条例」の必要性

 2000年の「地方分権一括法」の施行により自治体に「地方政府」としての自立が求められるようになりました。要するに、地域のことは地域で決めるという「自己決定・自己責任」のもとで、地域の実情にあった独自の政策をつくる必要性が増大するので、自立して自治体運営の根拠となるルールが必要になるのです。

 これまでの「公共」は行政の画一的なサービスの限界と財政難をもたらし、多くの地方自治体は「財政破綻」の危機にあります。

 私がスローガンとしている「自立都市・龍ケ崎市」のためにも、市(公共)の役割分担や責務などを規定する、自治基本条例の早期成立が必要なのです。

循環型社会の実現化

 私たちが子供の頃は、まさに循環型社会でありました。なぜなら大気・水・土壌の中での生態系を維持してきたからです。すなわち自然環境における循環と申しておきます。

 どうして循環型社会の必然性が問われているのでしょうか。言うまでもなく、社会システムや国民のライフスタイルによる大量生産・大量消費・大量廃棄が環境をどんどん悪化し、資源を消費し、ごみ量の増大(廃棄物の蓄積)をもたらし、このままでは破綻してしまうので、私達の社会活動が持続可能にするには生産から消費から廃棄(処理)から再利用から生産というように資源が循環活用されていく社会を構築することが大切ではないでしょうか。

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● ごみ処理費の値上げ!

 市は、9月の市議会でゴミ減量対策の一環としてごみ処理費の値上げを提案してきます。

龍ケ崎市のごみデータ
龍ケ崎地方塵芥処理組合構成市町の分賦金割合算出
(均等割10%、人口割30%、実績割60%)

22年度人口
龍ケ崎市 利根町 河内町
79,391人 17,834人 10,487人
ごみ排出量(トン)
  龍ケ崎市 利根町 河内町
家庭系ごみ 19,048 3,774 2,573
事業系ごみ 5,417 241 6
資源物 4,346 652 411
合計 28,811 4,667 2,990
例えば経費が9億円とすると(万円)
  龍ケ崎市 利根町 河内町
均等割 3,000 3,000 3,000
人口割 19,902 4,471 2,627
実績割 42,660 6,912 4,428
分賦金 65,562 14,383 10,055

 分賦率72.85%、15.98%、11.17%となり、公平な分賦率が算出されました。

  龍ケ崎市の一人当たりのごみ排出量は、他の町と比して多いのでごみ減量化がすすめば、当然ながら、分賦割合が下ります。でもどうして、いま、ごみ有料化すなわち手数料値上げに踏み込むのか。
  1. 龍ケ崎地方塵芥処理場の焼却炉(90t2基)が適正処理規模であるか。
    また、サーマルリサイクル(熱回収)はどのようか。
  2. ごみ減量作戦の成熟度は、如何なものか
  3. 景気はよくなるのでしょうか

四半期別実績経済成長率 (経済産業省)

2008年
四半期 4〜6 7〜9 10〜12 1〜3
実績 -1.2 -1.4 -2.9 -4.8
2009年〜2010年
4〜6 7〜9 10〜12 1〜3 4〜6
+2.0 -0.5 +1.6 +2.3 -0.1
〜2011年
7〜9 10〜12 1〜3 4〜6 7〜9
+1.0 -0.6 -0.9 -0.3 -成長

 四半期別実績経済成長率を考察すれば、東日本大震災もあり、経済成長はマイナスで、最近、円は70円台、株価は9,000円を切る状況にあって、ごみ手数料アップは如何なものか。(政府は消費税アップを考えている。)

第6次総合計画の進捗状況

 市民の皆様もご存知のように、今年度総合計画は、平成23年5月の地方自治法の改正により、この策定義務は撤廃され、その必要性は市町村の判断に委ねられることになりました。

 龍ケ崎市は将来ビジョンを市民と共有すべく「まちみらいフォーラム」を昨年11月に立ち上げ、市民の意見をたたき台として、本年市長を先頭に13のコミュニティセンターで説明会を開催しました。

 よって、今進行中の第6次総合計画は、短期的な行動計画に過ぎず、将来を見据えたものとは思えません。現実に、東日本大地震の影響を考慮して軌道修正されてないし、50年後の龍ケ崎市のあり方を考察しそのコンセプトのもとに短期・中期・長期的な連続性を持たせなければ、一過性のもので終わって「今までの公共」となんら変わらないのではないかと懸念しています。

 また、「まちみらいフォーラム」おいても、市民の皆様へのデータ提供不足(龍ケ崎の財政・地勢・都市間競争化を意識した近隣のデータ・グローバル化社会の日本の位置づけ等々)もいなめない事実です。

 総合計画の位置づけはすべての計画の上位にあることをしっかりと認識してほしいものです。

議会改革の始まり

下記、平成23年9月19日全員協議会にて決定。

  • インターネット中継にゴーサイン
  • 議員賛否について公開をゴーサイン

議会改革を議長に要望
(要望書署名人 糸賀・大竹・後藤(光)・滝沢・横田)

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皆様のご意見をお聞かせください。

● 大竹のぼる
〒301-0837 龍ケ崎市根町781-2
TEL・FAX 0297-62-8383  携帯電話 090-2941-6881
● 大竹のぼる後援会 会長 田村純男
〒301-0018 龍ケ崎市米町8829-2  TEL 0297-62-9372

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