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市政報告No.4 平成25年2月1日  【PDF形式/194KB】

めざせ! 自立都市・龍ケ崎 龍ケ崎市議会議員 大竹のぼる

「これからの公共のあり方」

龍ケ崎市の「新しい公共」をみんなで考えよう。
龍ケ崎市議会議員 大竹のぼる

 龍ケ崎市民のみなさん、こんにちは。「大竹のぼる市政報告No.4」をお届けさせていただきます。
 私は、自立都市・龍ケ崎市をめざして、「議会を変えよう!われわれ市民も変わろう!」「そして、市政のあり方を根本的に変えよう」と訴えてきました。
 そのためには「新しい公共」という考えのもとに、市民のみなさんに積極的に発言・参加していただくことが必要です。元気な龍ケ崎にしていきましょう。

龍ケ崎市公共施設再編成の基本方針

―次世代へ適切なカタチで公共施設を引き継ぐために

 皆さん、ご存知ですか。龍ケ崎市は、昨年11月15日付で「龍ケ崎市公共施設再編成の基本方針」を打ち出しました。
 高度経済成長期に一斉に整備された公共施設(ハコモノ)やインフラは老朽化が進み、修繕や建て替えの時期が来ており、「公共施設の更新問題」といわれています。この「基本方針」は、龍ケ崎市も「更新問題」に直面しているので、84の公共施設を再編成しようというものです。84の公共施設とは、市役所庁舎、文化会館、小中学校(計19)、コミュニティセンター(13)、総合福祉センター、学校給食センター、たつのこアリーナ、などなどです。

公共施設例 文化会館

●40年間に約664億円かかる
 今ある公共施設を維持するためには、1年あたり16.6億円かかり、今後40年間に約664億円かかるそうです。
 また、今まで通り年10.9億円の費用をかけることができたとしても、40年後に維持できる公共施設は66パーセント程度だとのことです。

●公共施設の3分の1は廃止!?
 上記のように、いまのままでは40年後に公共施設の3分の1は廃止、または、すべての公共施設の管理運営費用を3分の1カットしなければならないと説明されています。
 だから、公共施設を再編成しなければならないというわけですが、いまのところ、なにをどうしようという具体的な「方針」案は示されていません。

 道路、橋、下水道など、インフラの将来更新費用を加えると1,629億円にも上ります。
 ゴミ処理施設のくりーんプラザ龍の長寿命化費用約56億円も別になっています。

くりーんプラザ龍

 私が今まで危惧していた通りではありませんか。「危うし、龍ケ崎市公共」です。だから、私は昨年、12月定例会にて「公共施設更新とこれからの公共の姿のあり方」について一般質問しました。

「新しい公共」の考え方

 この「新しい公共」の理念とはどういうものでしょうか。新しい公共とは、『人を支えるという役割を、「官」といわれる人たちだけが担うのではなく、教育や子育て、……それを社会全体として応援しようという新しい価値観』といわれています。
 端的にいうと、公共サービスを、税収だけでは賄いきれなくなっているので、みんなで支えようというものです。
 確かに龍ケ崎市の財政も非常に厳しく、「これまでの公共」ではやっていけないのは事実です。しかし、協働と称して従来の公共サービスを市民に負担させていいのですか。

●「真に必要な公共」とは何か
 増税か、減税は出来ないか。受益者負担か、民間活用か。サービスの確保か、サービスの徹底的見直しか。
  「今までの公共」を

  1. すべて税金で賄う公共
  2. 一部民間のノウハウを導入する公共
  3. 完全な民間ベースの公共

に分類し、財政を考慮しながら「これからの公共」のルールを作らなければなりません。
 3つに分類するに当たっては、従来の公共サービスが多数の市民に必要な公共サービスなのか、市民のコンセンサスを得なければなりません。
 (ここで、1つの例を挙げますと、ひたち野うしく小学校のプールやアスレチックの利用方法は、小学生と市民が一体になって活用しています)。

●学校給食センターを大竹のぼる流で考えると
 子供たちの各家庭の献立やアレルギー体質の子や食の細い子、太い子などのデータを把握し、地産地消や地産他消(漁業や山間都市との提携)による安心・安全・ローコスト化を図るならば、コミュニティ食堂ができる気がします。食べ残しはなくなるし、食器は自分で洗いましょう。楽しくなりますよ。
 バイキング方式だって考えられると思いますよ。

●新しい公共施設の運営方法を、大胆に!
 PFIという手法があります。PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)とは「公共が直接施設を整備せずに、民間資金を利用して民間に施設整備と公共サービスの提供をゆだねる手法」です。
 龍ケ崎市でも取り入れようとしています。積極的に検討してみる必要はあるでしょう。

●「今の公共」に無駄はないか、適切なのか
 もう一度繰り返します。市から提案された「基本方針」では、公共施設を維持するには664億円もかかってしまうから、公共施設を3割削減するといっています。施設の統廃合もするといっています。
 これは市民にとって非常に身近な問題です。真剣に考えなければなりません。


フォーラム開催のお知らせ

第3回/龍ケ崎市を語ろう
議題 : 「これからの公共のあり方」を考えよう
     ――公共施設の3分の1が廃止になっていいのか
日時 : 2月23日(土曜日) 午後1時30分
場所 : 市民活動センター (63-0030) 元馴馬小学校

 前回のフォーラムでは、主テーマとして「自治基本条例について」飯田市の例を取り上げて話し合いましたが、これからも継続して議論していきます。
 今回のテーマは、 「これからの公共のあり方」を考えよう としました。

●今がチャンスだ!
 この「大竹のぼるの市政報告No.4」では、「龍ケ崎市公共施設再編成の基本方針」を取り上げて、龍ケ崎市のいまとこれからを考えてみました。皆さんはどう思われますか。
 集まって、議論いたしましょう。

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