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市政報告No.6補遺 平成26年11月26日  【PDF形式/216KB】

めざせ! 自立都市・龍ケ崎 龍ケ崎市議会議員 大竹のぼる

「高齢化と人口減」を乗り超えよう

 龍ケ崎市民のみなさん、こんにちは。「大竹のぼる市政報告No.6(補遺)」をお届けさせていただきます。

 私は9月定例会議で、再度、少子高齢化の問題と公共施設再編について一般質問をしました。

 私の前回のフォーラムのときには、市民の皆様からもう少し具体的な地域の少子高齢化対策・施策をとの声が上がりましたので、今回はそのご意見に少しでも参考にしていただきたいとおもいます。大竹のぼる市政報告No.6のつづきとしてお読みいただければ幸いです。

龍ケ崎市の将来人口の推移

 

(国立社会保障・人口問題研究所の資料)

龍ケ崎市の将来人口の推計
   
2010年 80,334人
2014年 79,156人(外国人1,255人含む)
2025年 77,939人
2040年 69,589人

年齢別人口比
  0〜14歳 15〜64歳 65歳以上
2010年 13.9% 67.1% 19.0%
2014年 12.7% 63.9% 23.4%
2025年 10.4% 60.1% 29.5%
2040年 9.2% 54.8% 36.0%

2014年と2040年の年齢別人口数
 
0〜14歳 10,053人 →  6,402人
15〜64歳 50,582人 → 38,135人
65歳以上 18,522人 → 25,052人

 上記の推計値で共通しているのは、人口は減少しているのに、世帯数は伸びていることです。その結果見えてくるのは、あと10年後は、一世帯あたりの人数が2人を割ることです。

 このように、14歳以下の子供は36%も減り、働き盛りの大人は25%減り、65歳以上の高齢者は35%も増える。

 このままでは、経済活動は停滞・衰退し、元気で明るい子供たちのにぎやかな声が消え、高齢者が公園で日向ぼっこする姿ばかりが目立ってしまうでしょう。

ふるさと再生(まちおこし)のために

 ●アプローチ
 まちおこしのためには、当然ながら市民のみなさんの積極的な参加が必要です。私は、老若男女、学生、子供による「共創の塾」を考えています。そして次のようなことを通して実現したいと思っています。
  • 働く高齢者により長寿・健康・幸せ感あふれる健康家族
  • 学生力によるICT活用の宣伝効果やアイデア活用
  • 明るい子供たちの発明発見・体験学習
  • 他の市町村と物々交換・人的交流と観光
  • 地域の知名度アップと伝統・文化の継承
●共創の塾とは
 私の造語です。地域を活性化し、近隣からもお客様が集まるまちおこしを地域の仲間と語り合う経営塾。基本は、儲かる店舗とは別により持続可能なコミュニティ重視の店舗の横のデパート化の実行企画塾。
 また、経験豊富な個性ある指導者達が、子供たちに匠の技を伝授したり、体験学習をさせたり、ふるさとの歴史や伝統、祭りを教えたりする塾。旧まちには神社・仏閣などがあり、歴史と伝統の継承に取り組むべきです。
●空き家・空地の有効活用
 高齢化ともなって、その子である若者たちが転出して空き家が増えています。空き家にしない対策は、有効活用の戦略を持つことで、地域の人財・資源・資産の活用につきます。
 地元のお宅のお宝や備品・食器や自慢の「B級」食材を持ち寄っての店舗づくり、空地には、地域の手で芝生を張ったり、ハーブ園をつくったり、ウサギやヤギがいて乳しぼりのできる居場所づくりなど、創意工夫で高齢者の生涯現役の道が開けます。

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●循環型生活基盤のスローライフ
 休耕田や畑には、体験農園づくりの地産地消・生ごみの堆肥化による生ごみゼロ運動や、里山からの間伐材をペレット化しストーブでの暖房システム化から足湯まで循環型社会形成。
●自転車の似合うまちづくり
 おおよそ半径500mの一次生活圏に似合う交通体系づくりとして、歩行者や障がいのある人の車や高齢者の自転車が安心して歩き・走れるみちづくり。
 また、NPO法人などの民間活力利用による、自家用車を使用しての遠くへの買い物・通院などのための自動車お助け隊をつくることもできるでしょう。

市民の英知と決断でまちが変わる

 日本中には、アイデアと実行力のある市町村がたくさんあります。すこし長くなりますが、おおいに参考になりますので一部を以下にご紹介いたします。

●地元産のコメのブランド化
 石川県羽咋市は、過疎高齢化により18年間で人口が半分に落ち込んだ限界集落を市役所職員(臨時職員)が年間予算60万円で建て直しプロジェクトに着手した。なんと、神子原米(こしひかり)をローマ法王に献上し、ブランド化に成功する。
 また、空き農家を貸す「Iターン若者」戦略や農家が株主となる直売所「神子の里」の開設により、月30万円超の現金収入をもたらした。
それにしても、ローマ法王に米(コメ)を献上とは奇想天外な発想!
成功の秘訣:「成功するまでやめなかったこと」
●IT企業が惹きつけられる街
 以前から徳島県は、知事が、県内全域に光ファイバー網を整備してきた。また民間事業者のサービスエリア外である山間地域には、県と国の資金でICTインフラを整備した。
 徳島県神山町の最初の取り組みは、「神山アーティスト・イン・レジデンス」という名のもとに世界からアーティストを招聘して作品の創作を支援するしくみで、作品を見せる場ではなく、アーティストが作品をつくる場に位置づけた。2008年にWeb「イン神山」を設立し「アーティスト・イン・レジデンス」から「ワーク・イン・レジデンス」と戦略変更した。
 このサイトのきっかけでつながりをもった東京藝術大学美術部建築科の研究室との連携事業で移住・起業・商店街再生を同時に実現しようと、空き家となった長屋を活用する「クリエーター・イン・レジデンス」の構想をスタートした。これを機に、サテライトオフィスが集結し始めた。現在12社で人口も倍増したとのことです。
●平均年収2500万円「奇跡の村」
 長野県南佐久郡川上村は、人口4,756人のレタス生産日本一の村。農家の若者が、最初ICT化に補助金を申請して断られたが、必死の奔走の甲斐あって法律改正までこぎつけ村全世帯にケーブルをひくことに成功した。
そればかりか、村内に設置した気象観測ロボットからの情報をもとに、各地区に最高最低気温や降水量の情報、さらには出荷量、単価が一目で分かる市況情報の提供まで行われ、村民一体となり取り組んだ結果です。さらに、新たな振興策として取り組んできた会心の「天空のいちご」をも生み出したという。
このように、しっかり地域の原点を把握し、住民の絆で扉を開いていくことと、情報社会を意識してそれぞれのまちの地勢・歴史伝統や文化を見つめ直し、地球の裏側までも視野に入れた国際社会を強く意識した思い切ったまちづくりといえます。
●龍ケ崎市のグランドデザイン
 龍ケ崎市も、地勢・歴史と伝統・文化を見つめ直して、将来へのグランドデザインを描かねばなりません。
 私もアイデアを練っていますので、これからまとめて発表させていただきます。その際は市民の皆さんのご批判を仰ぎたいと思っています。

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皆様のご意見をお聞かせください。

● 大竹のぼる
〒301-0837 龍ケ崎市根町781-2
TEL・FAX 0297-62-8383  携帯電話 090-2941-6881
● 大竹のぼる後援会 会長 田村純男
〒301-0018 龍ケ崎市米町8829-2  TEL・FAX 0297-62-9372

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