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市政報告No.11 令和2年3月吉日

めざせ!拠点都市・龍ケ崎市

「国土グランドデザイン2050」にむけて

龍ケ崎市議会議員 大竹昇

 市民のみなさんへ。
 ご無沙汰しております。「大竹のぼる市政報告NO.11」をお届けさせていただきます。
 国は新型コロナウイルス対策で、3 月13 日に特措法が成立いたしました。
龍ケ崎市も市民の皆様の生命と健康を守る対策を進めております。一日も早い終息を願います。
この度の令和2年定例会一般質問は国交省の「国土グランドデザイン2050」を意識しながら、2017年龍ケ崎市都市計画マスタープランと12月に制定された龍ケ崎市人口ビジョンを中心に質問いたしました。

●龍ケ崎市の将来にはコンパクトシティー化が急務です!

 龍ケ崎市は「子育て環境日本一」をスローガンに掲げ、施策を実行している中で、特殊合計出生率は、平成30年では1.24 であり、平成25年では1.29。
 人口置換水準は2.1 程度でありますから、子育て環境日本一を目指す中では、ちょっと残念な数値です。
 近隣で、人口を維持している牛久市と龍ケ崎市を比較しながら、街づくりの違いや龍ケ崎市駅と竜ヶ崎駅を中心とした都市拠点開発、コンパクトシティーの有効性をお話したいと思います。

●龍ケ崎市と牛久市の人口の実態(各年2月1日現在)

市名 H20年人口 H25年人口 R2年人口 R27年
(予想値)
R2/H20
龍ケ崎市 79,304 79,723 77,196 55,597 97.3%
牛久市 78,358 83,510 84,811 80,853 108%

●龍ケ崎市と牛久市の駅周辺の人口

駅名 人口 駅名 人口
龍ケ崎市駅 約12,000人 牛久駅 約26,900人
竜ケ崎駅 約6,500人 ひたち野うしく駅 約22,000人
合計 約18,500人 合計 約48,900人

※国土地理院1/25,000地図の各駅から、半径1kmの行政区域を基に算出した参考人口

【総人口(R2年)に対する駅周辺人口の比率】

※ここ10年で龍ケ崎市は人口減少にあり、牛久市は人口増加から人口維持傾向にある。

 龍ケ崎市と牛久市の人口推移から、2045 年には牛久市80,853 人に対して龍ケ崎市55,597人、人口差は25,256 人となります。
 この大きな差は総人口辺りの駅周辺人口を比較すると、牛久市の人口約半数が駅周辺に集まっており(57.7%)、駅を中心としたコンパクトシティー形成が進んでいることがわかります。
 街の機能を集約することによって無駄の少ない行財政運営ができ、少子化対策などの福祉政策も強化することが出来ます。
 龍ケ崎市としては、今後避けることのできない公共施設の老朽化に対応するためにも、コンパクトシティーの推進は早急に進める必要があります。
 立地適正化計画制度は駅周辺の約1km 範囲のコンパクトシティー化を目指しているので、抽出しました。

●定住人口・交流人口促進の特効薬は「経済活動拠点の創出!」

 持続可能な社会を構築するには、加速度的な人口減少に歯止めをかけなければなりません。
 定住人口・交流人口促進の特効薬は、当然ながら若い夫婦への経済支援は勿論のこと、経済活動拠点の創出=働く場所を作ることが大切です。
 佐貫停車場線(シンボルロード)は国道6 号方面と龍ケ崎市街地間相互の連絡性を高め、交流人口の増加や本市の賑わい・活性化につながる道路です。
 シンボルロードでアグリツーリズム展開や果樹園・体験農業・加工所やスマート農業等などアグリベルトゾーンができれば、農業観光・育成等を含め10 次産業として活性化します。
 市長からも、「龍ケ崎市駅と竜ヶ崎駅の都市拠点ならびにシンボルロードを含む「まち・ひと・しごと創生」グランドデザインについては、JR 龍ケ崎市駅は、当市の起点であり、台の下は徒歩で十数分で行ける発展性を秘めており、人を呼び込むインパクトのある地域で馴柴、若柴、北竜台、川原代、龍ケ崎市街地とコンパクトシティエリアとして考えています。」という答弁をいただきました。
 参考として、三重県にある「伊賀の里もくもくファーム」を取り上げますと、面積:14ha、正社員:120 人、契約社員150 人、パート・アルバイト:約800 人、年商:50 億円という大きな効果をあげています。

参考事例:伊賀の里もくもくファーム
【参考事例:伊賀の里もくもくファーム】

●龍ケ崎市駅を交通結節点とした龍ケ崎市らしいまちづくりへ

 市からは、龍ケ崎市駅周辺は都市拠点であり、駅周辺や鉄道沿線の台の下開発は、佐貫駅周辺地域整備基本構想で、交通環境の改善による教育、業務、官公署等の機能の誘致を中長期計画として掲げ交流人口増加につながる教育関連施設や国・県の機関、若者雇用への企業誘致の場であり、様々な活用方策ありと答弁され、私からは駅周辺は、「交通結節点」であり、玄関口としてのシンボル機能、市民交流機能、賑わい機能が不可欠であり、答弁に加えて東京一極集中回避になるプラチナタウン構想のもと医療施設や関連大学誘致などによる「新しい集積」と「生産性の高い強靭な構造」のまちづくりを要望しました。
 龍ケ崎市駅と竜ヶ崎駅の拠点都市化はもちろんのこと、シンボルロードの開発は今すぐに必要です。
 市民の皆様と未来を考え、知恵をしぼり地方創生に向かってグランドデザインを起こしていきます。

●茨城県自転車ネットワーク計画に牛久沼トレイルルートを連結!

 佐貫駅西口から牛久沼ほとりに向けたルートを含めた牛久沼トレイル構想の実現に向けての答弁は、佐貫駅西口は牛久沼名所化への起点であり、賑わいづくりの重要な場所です。茨城県が推進する茨城自転車ネットワーク計画に位置する「鬼怒川・小貝川リバーサイドルート」と牛久沼トレイルとの連携を図り、佐貫駅西口エリアと一体となった魅力ある牛久沼にいたします。

【図:いばらき自転車活用計画より】
【図:いばらき自転車活用計画より】

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